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ロック・ユー!


ロック・ユー! [Blu-ray]ロック・ユー! [Blu-ray]
(2010/05/26)
ヒース・レジャー、ルーファス・シーウェル 他

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2001米 監督ブライアン・ヘルゲランド、音楽 カーター・バーウェル、
出演ヒース・レジャー、マーク・アディ、ルーファス・シーウェル、シャニン・ソサモン他

「良質な佳作」とは、まさにこの映画みたいなものを言うのではないかと思います。
派手な宣伝もなかったから知っている人が少ないようで、なんかもったいないです。
そんな私も、たまたま飛行機の中で上映していたから見たという人間ですが(^^;)
でも成田→パリ間の12時間半で3回も観ちゃったんだから、相当気に入ったことは確かですね。
なんとなく、何度も何度も見たくなる作品なんだよね。不思議~(笑)。
物語は14世紀、中世ヨーロッパを舞台にした海外時代劇。一人の平民出の青年が、
当時流行していた、本来貴族のみに出場を許される「馬上槍試合」に出場して、
努力と友情によって勝ち進み、最後は恋と名誉を手中に収めるという、単純なサクセス・ストーリー。
けれど、物語の起承転結ってこれだよなという、とても綺麗なストーリー展開が
私にとっては勉強になりました。ある意味、水戸黄門なんだけど、
時にはこうした原点に還るのって大事なことだと実感。
複雑なプロットをもてあまし気味な創作者は、たまに見るといいかも(苦笑)。
作り手じゃない人には、単純に楽しめるお話しになってます。
これもいわゆるフィールグッドムービー。見終わったあとの爽快感がいいです。

あと、今時にありがちなCG技術に頼らず、全編、昔ながらのエフェクトで作ったという
撮影方法にも好感度大。オタク的にはチョーサー萌え(笑)。
中世ヨーロッパ(フランス)が主な舞台であるにも関わらず、劇中、
効果的にロック曲が使われている点がこの映画の特色であり、とても面白い。
ヒロインの衣装も、あえて現代的なデザインになってますけど、不思議と違和感は感じません。
それを友人に説明したところ「つまり、たけしが作った座頭市方式?」と言ってましたが、違います、
こっちの映画のほうが先です(笑)。しいて言うなら、座頭市がロック・ユー!方式なんですよ。
……と、とりあえずこの作品はベタ褒めな私(^^;)
あえて辛口なことを言うなら、ウィリアムの子供時代のエピソードを、もう少し手前に
持ってきたほうがよかったかも、というくらい。そうすると、彼が何を人生の目標としているのか
見ている私たちも納得しやすいので、共感が早いと思います。まぁ、そんくらいかな。
いやぁ~、それにしてもチョーサーかっこいいよ。あのロングコート姿、時代的にありえないけど、
もう大好き(笑)。そもそも「チョーサー」を登場させてる点で、なんとなくニヤリとしてしまうしね。
日本人にとっては今ひとつピンとこない人物かな? ジェフリー・チョーサー、中世の作家で
詩人。「カンタベリー物語」の著者です。黄門様一行を手助けするのに、松尾芭蕉が登場して
いると考えればいいのかもしれません。…違うかもしれませんけど(笑)。

追記
この作品は、偶然見たとはいえ、私が初めてヒース・レジャーとポール・ベタニーを認識した大切な作品です。
先年のヒースのご不幸には心より哀悼の意を示します。
この「ロック・ユー!」→「ブラザーズ・グリム」→「バットマン・ダークナイト」と続けてみれば、いかに彼が素晴らしい役者さんだったかよく分かる。今はまだ若いから「順番待ち」という形で除外されてるけど、いずれ必ずやオスカーを取るんだろうなと思ってた矢先の訃報でした。本当に惜しい人をなくしたものです。R.I.P
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