スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語


レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション [DVD]レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語スペシャル・エディション [DVD]
(2005/09/16)
ジム・キャリー、ジュード・ロウ 他

商品詳細を見る


2005米 監督ブラッド・シルバーリング
エグゼクティブプロデューサー、バリー・ソネンフェルド 出演ジム・キャリー、ジュード・ロウ、
リアム・エイケン、エミリー・ブラウニング、ビリー・コノリー、メリル・ストリープ他


常識的な感想→
見ていて退屈するほどの駄作ではないと思うので、軽い気持ちで水曜日のレディースディにでもどうぞ。
忙しかったら無理しないでDVDレンタル待ちでもいいかもしんない。もしくは地上波放送待ちとか。
飛行機の中で上映してたら一番グッド。単純に楽しいし、しょせん童話がベースなので
話は分かりやすいし、子供らやジム・キャリーの名演に安定感があるので、
お子さま連れの方やカップルのデート映画としてもオススメ。
暇と余裕があったらぜひ映画館で。そうでなければテレビで、という一本。吹き替え版も悪くない。
超ネタバレだけど、じつはアンハッピーエンドでもないので、安心して観て下さい。


オタクの濃い感想→
好き! 私はちょー好き! こういうB級テイストなバカ映画大好き! DVDは買い!
ハリー・ポッターのアダルトブラック版という評価もあるけど、それより、
ハリー・ポッターのシニカルパロディ版という気がする。脚本じゃなくて制作の姿勢が。
なんたってもう、めちゃくちゃですよ。なんだこりゃ? というような混合チームだもん(笑)。
ティム・バートンの制作陣を借りておきながら、監督はティムじゃなくてシルバーリング。
プロデューサーとしてバリー・ソネンフェルド。ここからすでに「はぁ?」状態。
ディズニーのライバル、ドリームワークス制作なくせに特殊効果はILM(ディズニー寄り)。
だからというわけでもないだろうけど、美術セットはまるで「ロケ地・ディズニーランド&シー」状態。
キャサリン・オハラ(ナイトメアーのサリー役)まで起用しているくせに、
音楽はダニー・エルフマンではなくトーマス・ニューマン。

なんだこれ? と苦笑するより他ないふざけた配置じゃないですか?
いい年した大人が、大真面目に壮大な制作費を使って悪ふざけしてる感じ。
もーね、こういう冗談大好き(笑)。<本人たちはあくまでも真面目な点がまた。
恐らくILMも、あえてダサいCGを提供。いかにもCGで~す、ということが丸分かりな効果は、
もう狙ってやってるとしか思えない。今の彼らの技術なら、もっと自然なものが作れるはず。
そんな、人を食ったような感じが全編漂っていて、映画好きとしてはにやりとしてしまうこと請け合い。
衣装好きな方は、長女ヴァィオレットのドレスに萌え萌えなはず。オラフ伯爵もいい感じ。
美術にも手抜きはなく、まるでディズニーランドのアトラクションのような、
いかにも作り物めいた作り物を、本気の力で丁寧に作ってて笑える。
(本物らしい作り物を、ではない)
なにやってんですかアンタら、と言いたくなる(笑)。
子供たちを線路の上に置き去りにしてドライブインで新聞を広げるオラフ伯爵。
その第一面には「ロン・チャニー」の新作映画の記事。
オラフこそがこの映画の中では「怪人」なので、ここでクスッと笑える人なら、
きっと大好きだと思うよ、この映画。

というように、じつはそういうマニアックな小ネタ満載の、愛すべき小さな贅沢映画でした。
(なんかひっそりと有名俳優がカメオ出演してるし)
でも、こぢんまりとした地味感は拭えない。やっぱ監督がシルバーリングだからかなぁ。
いやいや、こういう映画を、あえてティムが撮らないところが粋なんでしょうね、きっと。
これをティムやソネンフェルドが撮っちゃったら、もうベタベタだからなぁ。

結果として、そのへんの妙味を分かる人なら好きだと思う。
逆に、普段あまりこういう映画を観ない人ほど、単純に楽しめる一本だとも思う。
微妙な評価を下すだろう人は、基本的にファンタジー作品が大好きで、
オズの魔法使いあたりから始まって、ネバーエンディングやらラビリンスやら、
近いところではハリーポッターシリーズに至るまで、
有名どころのファンタジー映画をことごとく観まくってしまった派。<うちの妹だが。
正直「……もうこういうの、お腹いっぱ~い……」という感じで萎えだそうです。
ここらへん、ご注意。
(これがSFやスパイものだったら私も同じ感想抱くだろうしね。気持ちは分かる、うん)

うっかりぐだぐだと書いてしまいましたが、とにかく、
マーズ・アタックやワイルド・ワイルド・ウエスト、メン・イン・ブラック、
ザ・シークレット・エージェントあたりをナナメ方向から楽しめる人には絶賛おススメです。
……ってこれ、やばい勧め方な気もするけどね(^^;)
ちなみに試写会、吹き替え版だったんだよ。おいおい、ジュード・ロウの声聞かなくてどーするよ。
5年後にもう一度お会いしたいリアムの声もチェックしておきたいよ。
ジムの名演も本人の声で聞きたいってば。(声優、山ちゃんも素晴らしかったのですが)
というわけで、近いうちにもう一回、字幕版を見に行こうと思った私でした。
ただし1000円デーにね(笑)。
(2005.04.27)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。