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マッチスティック・メン


マッチスティック・メン 特別版 [DVD]マッチスティック・メン 特別版 [DVD]
(2004/03/05)
ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル 他

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2003米 監督リドリー・スコット 出演ニコラス・ケイジ 、サム・ロックウェル 、アリソン・ローマン他

「騙され映画」つながりで、以前見たこの作品も取り上げてみます。
(「リクルート」「ペテン師とサギ師」参照のこと)

確かこの作品も、『映画を見始めたその瞬間からもうあなたは騙されている!』
とかなんとか、宣伝で謳われていたような…。
長年「ペテン師とサギ師」クラスの傑作を追い求め続けている私としては、速攻見ましたよ。ええ。
ニコラス・ケイジが嫌いではないこともあって、ひっっっじょ───に! 楽しみでしたよ。
でもかなり最初のほうでがっかりしましたよ…(泣)。
「ああ~、これは多分アレだな。きっとこの子が××で、
結局騙されてるのは××なんだな」と…。
つまり、結末が簡単に予想できてしまって超がっかり。ベタすぎ。
腹が立つ以前に悲しくなりました。
「オチの部分に行くまで、途中、母親が一回も出てこない」
これってこういう作品では、もう定石としか言えないくらいベタなカラクリでしょ。
オーソドックスすぎます。
観客ナメつんかウラァッ! とちゃぶ台をひっくり返したくなるような作品でした。
(それとも詐欺映画をあまり見てない人には楽しいのか? 気持ちよく騙された? 誰か教えて…)
(私は映画見慣れているのよー、とか威張ってるんじゃなくて単純に疑問なのだ…・汗)
(2004.07.21)
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マスター・アンド・コマンダー


マスター・アンド・コマンダー [DVD]マスター・アンド・コマンダー [DVD]
(2004/07/23)
ラッセル・クロウ、ポール・ベタニー 他

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2004米 監督ピーター・ウィアー 出演ラッソー(ひど)、ポール・ベタニー、
マックス・パーキス、ビリー・ボイド他

いやぁ───ッ! ラッソー(ラッセル・クロウ)のくせに金髪! ラッソーのくせにロン毛! 
ラッソーのくせに純白フリルブラウス!!! いけてないっ! いけてないよキミ!
そのむちむちしたパンツ、ありえない! どっしりした腹まわりは何ごと!? 
ギャーッ! ラッソーのくせに胸とかはだけんなっ!

……という失礼な姿勢で見てたんだけど、話自体が面白いので、徐々に
作品世界に取り込まれ、ガラパゴス上陸あたりではラッソーの金髪ロン毛が
すっかり気にならなくなってたし、最後のアケロン号との戦いシーンなんか、
がんばれラッキー・ジャック! いけーっ! という気持ちで見ちゃいました。
勝利を収めた後は船員たちと一緒になって「艦長ばんざーい! 艦長ばんざーい!」。
相変わらず現金ですみません(^_^;)
というわけで、この作品に限ってはラッソーもアリということで(笑)。
オスカー俳優としての実力を見直したわ。
まあ、私がラッソーを嫌いな理由なんて、すごく個人的な趣味の問題ですしね。
世間的評価は、元々高いんでしょう。今さら何をかいわんや。
(私はあのむっちりした腰回りと二の腕が大嫌い…、てゆか苦手なのです)
とりあえずこれも「劇場で見なくて大失敗」な一作。公開時期が悪かった。
だって「王の帰還」とだぶってたんだもん…。そっちで忙しかったんだもん…(泣)。
レンタルで観た翌日、速攻DVDを買いに行って、それから何度繰り返して観てることか。
じつは今一番、同人誌を作りたい映画であります。本気で近いうちに作ります。
だってもう、艦長とドクターの夫婦っぷりが素晴らしいですよ。あれ普通に夫婦ですよ。
ブレイクニーは愛娘。その婿にカラミーという具合でしょうか(笑)。


そんなわけで、今一番お気に入りのこの映画。
舞台は19世紀初頭。英仏は戦争中。ラッソーは英国海軍の軍人であり船長。
その妻…、もとい、親友兼船医にポール・ベタニー。本国からフランスの船をやっつけろと
命令されたラッソーが、南米大陸の周辺で頑張るお話です。(結果はもちろんラッソー勝利)

この作品、時代背景をきちんと把握して見ると、しみじみ面白い。19世紀初頭は
ナポレオンが絶好調台頭してきた時期であり、ヨーロッパ史の勢力図が
大きく塗り替えられるかどうかの瀬戸際にあったわけで。それを阻止したい英国やら
スペインやらロシアやらが、もう必死になっていた時代です。となると今作での
ラッソーの頑張りも無理ないところ。アケロン号を逃がせば、ナポレオンが
英国の王になるかもしれないというのも、あながちシャレじゃないんですよね。
それとこの時代設定でもうひとつ面白いところは、「産業革命」の前夜である、という点でしょうか。
まだ蒸気船が開発されていないんだから、船が進むも止まるも風次第。
最終的に人の生死を左右するのは大いなる自然。
そこを丁寧に見せてくれました。監督に感謝。
言葉だけで知っていた「ベタ凪」という状態を映像で見せられて、心の底から
驚きました。鏡面のような海、というのは本当にああなんですかね。
とにかく世界史を「古代・中世・近代」と、大きく三等分するとしたら、
この作品は中世の一番最後のところにあるわけで。
古き良き時代がここで終わるとしたら、なにやら感慨深いものがあります。
ここまでは「戦い」だったけど、これ以降は「戦争」になる、という感じ。
(このすぐあとに蒸気船や蒸気機関車が発明され、電気やガスなどが有効活用され始めて、
人類は自然を克服して暮らしてゆきます。そこからが近代ですね)

それと私が気に入った一番大きな理由は、じつは音楽。
たまらなく弦楽好きなんで、要所要所で効果的に使われるモーツァルトやバッハやらの
弦楽が耳に心地いいです。日々、環境ビデオ的に流しっぱなしにしています(笑)。

ひとつ不満を述べるとしたら、最後のカラクリ。アケロン号船医の生死云々は
字幕より吹き替え版のほうがわかりやすい気がしました。
それとミスター・ホロムのエピソードは辛いなぁ。辛すぎる。かわいそう…。とほ。
あ、ポール・ベタニーが「理性ある役」をやってることには、素でびっくりしました、はい。
私、ポールをなんだと思ってるんでしょう。一応ファンなんですけどね(^^;)
ああ、同人誌、沢山読みたいよぅ。(夏コミでは4冊しか巡り会えませんでした。ちぇー)
しかし自給自足は洋画ジャンルの宿命。それと持ちつ持たれつ。読みたかったら、
自分がまず出せ、ということで。とりあえず次の冬コミ発行を目指して頑張ります(笑)。

あー、それと最後にもうひとつ。(さすが本作りたいだけあってくどい)
最後のナナフシ作戦ですけどね。防衛のための擬態なら「賢い」で済むけど、
攻撃のためのそれはどーなのよ。ただの卑怯じゃん。ひどいよラッソー。
……と思って見てたら最後、敵も敵、という話だった。どっちもどっち(笑)。
恐らく現実でも、あんなことを何百年も繰り返してるんだろうから、
そりゃー仲も悪いわな、英国とフランス。無理ないな(^_^;)
そんなことまで実感させてくれた映画でした。
それでは、あとの萌え語りは同人誌で(笑)。
(2004.09.05)

マーシャル・ロー


マーシャル・ロー [Blu-ray]マーシャル・ロー [Blu-ray]
(2010/07/23)
デンゼル・ワシントン、アネット・ベニング 他

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1998米 監督エドワード・ズウィック 出演 デンゼル・ワシントン、アネット・ベニング、ブルース・ウィリス他

この作品を「9.11」以前に撮った、というだけですごいと思う。
まさに「映画が本当になった」実例。しかし現実は映画より奇なり。
……劇場爆破どころじゃなかったね……。
ニューヨークを舞台にして、米国vsイスラム原理主義との戦い。
最後のエリスの「インシャーアッラー」に鳥肌たった。

映画館では見なかったんだけど、TSUTAYAで三回借りたあたりで諦めてDVD購入。
以来、半年に一度は見返す作品となってます。……とっとと買えばよかった。
初見時はB・ウィルスの暴走ぶりばかりが妙に印象に残ってしまうけど、二度、三度と見てくと
話の核はそこじゃないと気づく。どうしようもない迷路にはまっているアメリカの現状とCIAの功罪、
ここをきちんと捉えるべき作品だと思ってます。
手前に「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」を見ておくと理解しやすいです。
つまり、チャーリーの金でエリスが訓練したムジャヒディンたちがやがてニューヨークで…、という流れ。

私、CIA、大好きだけど、その罪は重いと思うよ、うん…。

(2009.05.10)
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