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ペテン師とサギ師~だまされてリビエラ


ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ [DVD]ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ [DVD]
(2008/08/22)
スティーヴ・マーティン、マイケル・ケイン 他

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1988米 製作総指揮デイル・ローナー 監督フランク・オズ
脚本スタンリー シャピロ 、ポール ヘニング 、デイル・ローナー 撮影ミヒャエル・バルハウス 音楽マイルズ・グッドマン
出演スティーブ・マーチン 、マイケル・ケイン 、グレン・ヘッドリー 、バーバラ・ハリス 、イアン・マクダーミド

「リクルート」という映画で騙され損なった私は、口直しに、
私にとって「気持ちの良い騙され映画」の原点であるこの作品を見直してみました。
これは初見時からずっと「Myベストテン」の上位に入り続けている映画です。
恐らく今でも一位、二位を争います。もしかしたらSWより好きかもしれません。
(ジャンルがまったく違うので、そうそう比較も出来ないんだけど)
この映画のオチに騙されなかった人(オチが読めた人)がいたら是非ご一報下さい。
心の中で「すご~い」と、ご尊敬申し上げます(笑)。

ヨーロッパの上流階級人が集まるリゾート地リビエラを舞台に、ペテン師とサギ師が
お互いの縄張りを賭けて詐欺合戦を繰り広げるお話。ぶっちゃけコメディー。

こういう作品は、ほんのわずかでもネタバレしてしまうと、もうその価値を失ってしまうので
ストーリーに関しては一切触れません。なにを今さら、というくらいネタバレの激しい
このページだけど、私本当にこの映画大好きなんで。えこひいき、すみません(^_^;)
初めて見たのは10年以上前。もうずいぶんと経つのに、あまり古臭さが
感じられなくて、今回、そこが驚きでした。マイケル・ケイン、やっぱ好きだわぁ。
いかにも英国紳士風な、彼の優雅な身のこなしが大好きです。
そして今更ながらに、役(詐欺の)によってマイケルがきちんと英語の発音を変えているのに気づいた。
最後の「グッダイ!」以下のオージーイングリッシュも完璧。役者さんってすごいわあ。
随所で大笑いすること請け合い。超オススメ。そして相変わらず見事な二段落ちでした。
(あ、軽くネタバレ? 忘れて忘れて・汗)
こういう気分で読み終えられる小説を、いつか書けたらいいなぁと思います。
でも難しいです。いつかっていつだろ…?(^_^;)

……は!? 心のどこかでこういう映画を目標としているから、私が書くものって、すぐコメディーに
なっちゃうのか!? BL書きとしてどうなんだろうそれ。ラブストーリーを目指せよ自分(汗)。
……と思ったから、ラブ・アクチュアリーなんかも見てみました。
鑑賞目的が他のところにあったので、あまり参考になりませんでした。ダメじゃん(笑)。
(2004.07.21)
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フロム・ヘル


フロム・ヘル [Blu-ray]フロム・ヘル [Blu-ray]
(2010/07/02)
ジョニー・デップ、ヘザー・グラハム 他

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2001米 監督 ヒューズ・ブラザーズ  出演ジョニー・デップ、ヘザー・グラハム、イアン・ホルム
ジェイソン・フレミング、ロビー・コルトレーン他

同人誌(無料配布コピー本)まで作っちゃった作品なので、今更あれこれ語ることもないけど、
あとひとつ、これだけ。

いいからジョニーに主演女優賞やれよ!(笑)

ヒロイン(ヘザー・グラハム)より綺麗な男優ってどうなのよソレ。
ヘザーより色っぽいって、どーすんのよソレ。
へザーとのキスシーン。あれどんな百合シーンよ。
アカデミー賞審査員が、いつか負けを認めて、ジョニーに主演女優賞をあげる日を楽しみにしています(笑)。
(2005.04.01)

フォーン・ブース


フォーン・ブース [Blu-ray]フォーン・ブース [Blu-ray]
(2010/08/04)
コリン・ファレル、キーファー・サザーランド 他

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2004米 監督ジョエル・シュマッカー 出演コリン・ファレル、ケイティ・ホームズ、キーファー・サザーランド他

ああぁ…また買おうかどうしようか悩む作品を…! シュマッカーめ…!(泣)
コリン大嫌いな私ですが、なぜか彼はシュマッカーと組むといい演技をする気が…。
いや、シュマッカーがコリンの使い方上手いのかな? さすが発掘者? ぶっちゃけどんな関係よ(笑)。
なんてことはともかく、これがけっこういい映画だったんだよね。
コリンアレルギーのせいで映画館では見なかったんだけど、これなら見てもよかったかもしれない。
舞台はたったひとつの電話ボックス。そこで起きるひとつの事件を、正味二時間程度の話として描く
「傑作な小作品」。これはDVD特典のメイキング内で監督自身がそう自己評価していた言葉ですが、
奇しくも私もまったく同じ感想を抱いていました。小さな傑作だなぁ、と。
撮影期間が、前代未聞の10日間という偉業も含めて、もっと評価されてもいい作品だと思います。
物語のヤマとなる、コリンの告白シーン。
あの素晴らしい演技を1テイクで撮ったコリンには、自然と拍手しちゃいました。(メイキング見ながら)
なので、これも手元に残しておいていい一本かもしれない。
でも、年に一度見返すか…というと、どうだろう…微妙…。
でも、やっぱりちょっと持っていたい気がする……。うう~ん……。

というわけでまたまた、買おうかどうしようか、シュマッカーに悩まされる日々が始まってしまいました(^^;)
(今なら999円で売ってんだよ。いいから買えよ、自分…)
(ちなみにその999円シリーズで、先日リーグ・オブ・レジェンド購入。999円であんなに悩んだの初めて・笑)
(2005.04.01)

FAIL SAFE~未知への飛行


FAIL SAFE 未知への飛行 [DVD]FAIL SAFE 未知への飛行 [DVD]
(2009/09/09)
ジョージ・クルーニー、リチャード・ドレイファス 他

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2000米 監督スティーヴン・フリアーズ 出演ジョージ・クルーニー 、ノア・ワイリー 、
ハーヴェイ・カイテル 、リチャード・ドレイファス 、ドン・チードル 、ジェームズ・クロムウェル 他

核戦争の恐怖を描いた'64年の「未知への飛行」をリメイクした政治サスペンス。思わぬ事故から米ソの
全面核戦争の危機が目前に迫り、米大統領は究極の決断を迫られる。
……というお話で、TSUTAYAによるとジャンルはアクション-パニックに分類されてるけど、
これは立派なSFでもあると思う。宇宙人や宇宙船こそ出てこないけど、核だって科学の粋を集めた科学兵器。
科学を根底に敷いての、立派なフィクション。だからSF。いやSFであって欲しい。
SFにしておかなければならない、なにがなんでも、という映画です。
かなり怖い映画です。科学の使い方を一歩間違えると、こういうことになるんだぞ、という。
見終わったあと、背筋に寒さを覚えたまま、しばらく固まってしまいました。
人類の未来に警鐘を鳴らしながらフェードアウトしてゆく作品。しかもその警鐘の鳴らし方があからさまではなく、
見る者の想像力に頼った描き方で。(「魚が出てきた日」もしかり)
私はこういうSFが好きみたいです。(いや、派手なスペースオペラも大好きですが)
なので、もしもマイベストSFをあげるとしたら、この作品は「魚が出てきた日」と共に、必ず上位10位に入れるでしょう。
ところで今改めて気づいたのですが、この作品、けっこう俳優陣が豪華ですね。
最近ジェームズ・クロムウェルが妙に好きなんで、今、監督以下のスタッフを調べてみた結果に驚きました。
あれ~? どこに出てたっけなぁ…? やばい、ぜんぜん思い出せない。
セルビデオを持っているので、急いで見直してみることにします。
そしてまた最後の、「ピ―――と甲高い音」に凍り付くのだろうな、私…(^^;)
(2004.03.19)

HERO 英雄


英雄 ~HERO~ スペシャルエディション [DVD]英雄 ~HERO~ スペシャルエディション [DVD]
(2004/01/23)
ジェット・リー、トニー・レオン 他

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2002香港 監督チャン・イーモウ 出演ジェット・リー 、トニー・レオン 、マギー・チャン 、チャン・ツィイー 他

「パイレーツ・オブ・カリビアン」で映画館通いしていた頃に、さんざん予告編を目にしていたこの映画。
正直、またド派手なワイヤーアクションてんこ盛りの香港映画かと思いました。
物理法則無視しまくりのアクションだけすごくて、どうせ話そのものは薄いんだろうな…と。
すみませんでしたっ! 本気でごめんなさい! ちゃんと話あります! 感動できます! 素晴らしいです!!!
舞台は秦の始皇帝が「始皇帝」になる前、統一前夜の中国。スゴ腕の刺客に命を狙われていた皇帝のもとへ、
ひとりの「無名」と名乗る男が謁見しにきて、「大王の命を狙っていた者どもは私が成敗しました」と言う。
どうやって刺客を倒したのかと尋ねる大王に、無名はその過程を話し始めるが…。
というお話しですが、最後は、これもある意味どんでん返しになるのかな? 途中でカラクリには気づいてしまうから
どんでん返しと言うほどのものじゃないけど、それでも、映画冒頭では予想もしていなかったラストとなります。
(私の場合、どうせただのワイヤーアクションもの…とか思ってたので特に)(^^;)

まず冒頭、紫禁城の大階段をゆっくりとあがっていく無名の絵がすばらしい。結果としてつまらなくても、
この絵が見れただけでもまぁいいか、などと最初は思っていました。そして長空との戦いが始まって、
あ~あ、やっぱりこのノリかと、溜息ついてました。いやワイヤーアクションだってかっこいいとは思いますけど、
あまりやりすぎるのもどうかと、私は思うわけで。赤の章になって飛雪と無名が降り注ぐ矢をかわしているシーンでは
もう寝転がって見てたくらい。(ただ、赤の章のトニー・レオンの色っぽさには、お!? と身を乗り出したけど・笑)
そんな鑑賞態度だったのに、あれ…? と思い始めたのは、青の章あたりからです。青は大王の想像部分ですよね。
想像だから、どんなにキテレツなアクションが飛び出しても構わない。そこは納得。そして真実の白が
語られ始めて、赤はすべて嘘話だったことが明らかになり、そうすると、最初の長空との戦いがキテレツでも
まったく構わないわけで…。「ああっ、そういう構成か!」と気づいた白の冒頭からは、もう夢中で見ました。
ちゃんと起きあがって、姿勢を正して見ました。ほんと現金ですみません(^^;)

個人的には、緑の部分が好きです。過剰なワイヤーアクションはあまり好きじゃないけど、鍛錬の上に完成される
華麗なマーシャルアーツは大好きなんで。SW・EP1の、オビワンvsダースモールの戦いシーンに夢中になれた人なら
きっと緑の章は好きなんじゃないかな。残剣もかっこいいけど、大王もなかなか。いい戦いだったな~(うっとり)。
そして白は切ないね。大切なものは天下。うん、そうだね。無私の境地に行き着いた残剣すごいね。
剣の道を突き詰めると、たどり着くのは剣を捨てることかぁ…。気づいた大王もすげぇや(笑)。
ちゃかした書き方してますけど、まぁ、本当にそういうことなんでしょう。
ただのワイヤーアクションものだなんてとんでもない、ものすごく深いものを含んでいるように感じました、この映画。
というわけで、ごめんなさい(^^;) いい映画です。是非見てほしいです。ちなみに私はDVDを買うことにしました。
じっくり見ても面白い一本だけど、映像が綺麗だから、環境ビデオとして流しっぱにしておけます。
弦楽好きなんで、音楽がイツァーク・パールマンのバイオリンという点も素晴らしいですね。

劇場で見なくて大失敗……。シカゴより痛い……_| ̄|○

派手すぎる予告に騙されたよ(泣)。でも嘘なんかひとつもない正しい予告だったよ。自業自得だよ(泣)。
予告といえば、最後の、膨大な数の矢が無名に向かって飛んでくるシーン。
予告の段階から「これ、大丈夫なの…? どうなるの?」と思っていたけど、大丈夫じゃなかったですね。
結果としてキテレツ話じゃなかったんだから、当たり前。
彼(彼女)たちはまさに英雄。ただただ、土下座して監督に謝りたい一本でした(^^;)
(2004.03.19)

バンディッツ


バンディッツ 特別編 [DVD]バンディッツ 特別編 [DVD]
(2002/05/24)
ブルース・ウィリス、ビリー・ボブ・ソーントン 他

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2001米 監督バリー・レビンソン 出演ブルース・ウィリス 、ビリー・ボブ・ソーントン 、ケイト・ブランシェット

久々、見事に監督の手法にやられた一本。
脚本もさることながら、本当に「監督の手法」。
これもある種の「騙し映画」なんでしょうか。微妙なところですけど。

本来なら、さほど新鮮味のない銀行強盗ストーリーです。
多少、実話ベースだったかな?
映画冒頭で、とうとう警察に追い込まれて年貢の収めドキ状態を見せられたものだから、
ああこの作品はアンハッピーエンドなんだなぁ…と、
ちょっとブルーな気分になるのを覚悟して見てたんですよ。
いくら銀行強盗犯とはいえ、やっぱり観客としては主人公に感情移入して見るもんだから
できれば大成功、ハッピーエンドで終わってもらいたいのが人情じゃないですか。
でもこれは違うんだなぁ、やっぱり犯罪者は救われないのか、仕方ないかな、と。
そんな心構えでいたもんだから、最後のチャチなカラクリに見事に騙されました。
「えぇっ!?」って(笑)。
いつもの私だったら、あのベタなカラクリはもうオナカいっぱいだし、
途中でカラクリに気づいて萎えてしまうこともあるだろうし、
いくらなんでもご都合主義すぎと呆れただろう仕掛けなのに、
呆れるどころかもう、「よかった~…(涙)」とさえ…(^^;)
だから監督の作り方がすごいという話です。
最初に観客をそういう気分に追い込んでおくだけで、どんなにオーソドックスな手法であっても
ちゃんとこっちは騙されてしまうものだと知った一本。
組み立て方がうまい。この一言に尽きる。
(微妙に冗長な部分もあるけど気にしない)
見終わってみれば、随所に上手い伏線もちゃんと張られていて、色々あっぱれ。
いやぁ、どんなに平凡で使い古された食材であっても、料理人の腕さえよければ、
いくらでも「ごちそう」は出来るということなんですね。
いやいやいや、ありがとうございました監督。
大変おいしく頂きました。爽快感という名のデザートまで(笑)。
(2004.07.21)

ハリウッド的殺人事件


ハリウッド的殺人事件 コレクターズ・エディション [DVD]ハリウッド的殺人事件 コレクターズ・エディション [DVD]
(2004/06/23)
ハリソン・フォード、ジョシュ・ハートネット 他

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2003米 監督ロン・シェルトン  出演ハリソン・フォード、ジョシュ・ハートネット、レナ・オリン
ブルース・グリーンウッド、ルー・ダイアモンド・フィリップス、マーティン・ランドー他

『28日後』という、私にとってもっとも苦手とするジャンルの作品をうっかり見てしまったものだから
な、何か口直し…! なんでもいいから気分転換を……っ!(泣)
と思って選んだのがコレ。なぜここで『フォレスト・ガンプ』とか選べないのか自分でも不思議です(^^;)

とはいえ、選択に間違いはなかったようで。
とりあえずタイトル通り、馬鹿馬鹿しいほどハリウッド的でよかったです。まさにタイトルに偽りナシ(笑)。
主人公のハリソン・フォードとジョシュ・ハートネットの2人はロス市警の刑事なんだけど、
副業で不動産屋をやっていたり、ヨガの講師をしていたりして、コメディー的な設定に救われました。
ビバリーヒルズの豪邸に、派手なカーチェイス。たとえ銃の乱射事件で4人が殺傷されるシーンから始まろうとも、
身体半分がなくなっている猟奇的死体で締めくくられようとも、
私にとっては、とてもすっきりと心が洗われる映画でしたのことよ。馬鹿馬鹿しいハリウッド映画、ありがとう!(笑)
どうでもいいけど最近、レナ・オリン見る率高い…。なんでだろう?
(2005.02.20)

ハリー・ポッターシリーズ


ハリー・ポッター 第1章~第7章PART2 コンプリートブルーレイBOX(12枚組)[初回数量限定生産] [Blu-ray]ハリー・ポッター 第1章~第7章PART2 コンプリートブルーレイBOX(12枚組)[初回数量限定生産] [Blu-ray]
(2011/11/16)
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント 他

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ちょこちょこっと(こっそり)同人誌を作ってたくらいには好きな作品なのに、なぜか映画は2作しか感想をあげてないという不思議。まあいいや。まとめていきます。
ちなみに私は第一作目から、なんら迷うところ無くスネイプ押しです。
役者がアラン・リックマンだっとところから、もうがっちり食いついた…。


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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 2004米 監督アルフォンソ・キュアロン 出演ダニエル・ラドクリフ 、ルパート・グリント 、
エマ・ワトソン 、マギー・スミス、アラン・リックマン、デビッド・シューリス、ゲイリー・オールドマン他

ようやく大好きな3巻目が…っ! 大人組がー!!!(嬉)
と思ってわくわくと見に行ったんだけど、意外に大人の出番が少なくてしょぼーん。
でも個人的には過去2作よりも今回のほうが好き。
なんかダークな感じがいいです。ハリーが湖の上を飛ぶ絵も好きだけど。
(じつはちょっと感動しちゃった私…)
ただ、今回の映画は、原作読んでない人には少々きついかも。
分からないところが多すぎないか? 脚本はしょりすぎのせいで。
とりあえず原作未読の妹は、映画館から出た直後、
「ホグズミードって何? シリウスがネズミを殺そうとしてたあの場所はどこ?」と素朴な疑問を…。
そうだよね…、一回さらっと見ただけの未読者にはわかりにくいよね…。
私は「監督はもう世界中の人間が原作を読んだという前提のもとに映画を作ってるんだ」と
思ってしまいましたのことよ。
(親世代の人間関係、説明不足だよなー。もったいなーい)
しかし何が一番困ったって、ゲイリー扮するシリウスが受けにしか見えないことだ。
ああぁ…、シリルが書けなくなっちゃったよ…なくとなく。
やっぱりゲイリーのあの「捨てられそうな子犬の目」がいけません。
そう見える私は病気ですか。そうですか。
こうなったらルシリ…? ムーニー攻めかぁ…。う~ん…ぶつぶつ(勝手にしろ)。
とりあえずゲイリーに関しては、次のバットマンでの活躍を楽しみにしています。
スチール見る限りでは、ものすごくゲイリーらしい顔に仕上がってて楽しみ楽しみ♪
メガネの奥のつぶらな瞳がまた……、って、ハリーの感想はナシですか私。そうですか。
いい感じに成長してきたと思います。はい。ハーの鼻の広がり方は、ここで止まって欲しいです。切実に。
あ、とっさに子供たちを背後にかばうスネイプ先生には萌えでした。いい人じゃん~!
(だから彼のことも認めてよ、ちろり!・笑)

ところで個人的に困ったことがもうひとつ。
じつは私、以前からエマ・トンプソンとエマ・ワトソンが、どっちがどっちだか
ごっちゃになる人だったんですが、今回からトンプソンがハリー世界に加わったことにより、
その混乱が加速しそうです。なんとかしてください。(あとここにエミリー・ワトソンが入るともう…)(^^;)
(2004.07.21)

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ハリー・ポッターと炎のゴブレット 2005米 監督マイク・ニューウェル 出演ダニエル・ラドクリフ他(いやもう今さらなんで)

結論から言うと、予想をはるかにしのぐ面白さだった。普通に「映画」として面白い。
スピード感、緊迫感、壮大感、どれをとってもいい。
なるほど、これはもうシリルだのルシリだの言ってる場合じゃないね。
そっちの面ではがっかりだったね、ちーちゃん(^^;)(某ジャンル友人)。
でも、そんなアナタが(泣きながら)「映画として面白いよ…」と勧めてくれたとおり、
はい、確かに面白かったです。
最愛の人をあんな火男にされてしまったちろるにはご同情申し上げるが。
(でも存在を無視されるよりぜんぜんいいじゃん! マスターなんてマスターなんて…!)
などと、ヲタクっ子はついつい、よくない方向で騒いでしまいますが、
映画として面白いんだから、それでいいんです(笑)。


えーと、じつは監督からしてノーチェックだったんだけど、
マイク・ニューウェルけっこういいじゃん、というのが第一感想。
CGと魔法って、ほんっと相性いいなぁ、というのが第二感想。
ハリー、本気で大人になったなぁ、というのが第三感想。

まず監督だけど、前作のキュアロンをけっこう気に入っていたので、
え~また変わっちゃうのぉ? という、否定的気分でいた私が、
初見ですこんと、「ニューウェル神! GJ!」派に。相変わらず現金です(^^;)
でもよく考えたら、あの『狂っちゃいないぜ!』を撮った人ですもんね。
追いつめられた人間や、状況の緊迫感を描くのは、もともと得意なのかも。
そして、ちょっと物足りないくらいにあっさりと幕を下ろしてしまうのも
持ち味のひとつなのでしょうか。今回はこれが意外によかったと思います。
やばい、私、『フェイク』まだ見てないや。さっそく借りてこよう。(ホント現金…)

ええと、CGはILMなのかな? 相変わらずいい仕事してました。
その点でも文句ナシ。というか、今までだってきちんと「魔法」を見せてくれていたのに、
なにかことさら今回は、「わー、魔法、すげぇー」という気分になった。
どうしてだろう? 使い方や見せ方が上手かったのかな?
自分でもよく分からないけど、とにかくそんな感じ。
そのお陰かどうかもよく分からないけど、今までまったく興味のなかった
クィディッチの試合シーンが、今回は楽しかったよ。冒頭、ちょっとしかないけど。
あのワールドカップだったら見てみたい(笑)。

そしてハリー。前作の過渡期を経て、本当に大人になってきたなぁ。
いや、外見のみならず内面がね。
子供扱いしないでくれ! と怒っていた子が、子供扱いされることに苦しむようになって、
そしてとうとう、子供扱いされることを理解した(ように思える)。
その静けさ、落ち着きがハリーから感じられてぞくりとした。
泣きわめかない、騒がない、(あまり)無茶をしない。
これは確実に大人へと変化していっている証拠なのでは?
ダンブルドアから「何があった?」と聞かれた時、素直に話すハリーに泣きそうになったよ。
以前だったら、そこでダンブルドアに隠すからややこしいことに…! と思って、
毎度おばちゃん歯がみしていたのに(笑)。
いや今までは、そうしなければ物語が進まなかったのも分かるんだけどさ(^^;)
そういう変化をきちんと描いているローリングがすごいのか、監督が上手いのか…、
いや、やっぱりローリングなのかな。なんにせよ、すごいことです。
外見的に一番成長したなぁと思うのは、ルパート・グリント(ロン)なのですが、
意外やネビルの成長っぷりもよかった。ジニーといいカップルになって欲しいです。
どうでもいいけど私、成長してきたラドクリフがペに見えて仕方ありません、ペに。
あの眼鏡とマフラーのせいでしょうか。韓流ブームにまったく乗っていないので、
そもそもペをよく知らないというのも問題なんですけど。
まぁ、ホントにどうでもいいや。(ぺの下にヨンジュンとか付くらしい)


物語全体を俯瞰しても、今回はいろいろと意外でした。
じつは私、原作四巻(ゴブレット)が一番苦手だったんだよね。なんか、だらだらと長くって。
なのに映像化したら、これが過去一番面白かった。
なにその暴走っぷり!? とたまげてしまう程のスピード展開が、私にはよかった。
もしかしたらアレかな。大人側の事情をすっぱりと切り落として、話がタイトになったせいかな。
原作では、三大魔法学校対決と、ハリーの青春物語と、ヴォルデモートの復活劇と、
魔法界の思惑が複雑に絡み合ってて、
なにか複数の小説を同時に読まされているような気がしてならなかったんだけど、
映画では、ダンブルドアや魔法省あたりの、大人たちのしがらみを潔く省いて、
視点をハリーに統一してくれた点がよかったです。
ただ、今回もまた、原作を読んでいない人はどうなんだろう? 話、分かるのかな?
という疑問は残りますけど。
カルカロフがスネイプに詰め寄るシーンとか、Jr.がなんであんなことしたのかとか、
そのへんあまりにも説明不足な気がしたけど…、
まぁ、世界的ベストセラーに、そんな心配は無用なのかしら(^^;)
原作では最後の、ダンブルドアVS魔法省となる保健室(だったっけ?)での一幕。
思い切ってあそこを省いたことが、もしかしたら一番の成功点なのかもしれないなと、思ってしまいました。
ニューウェルの勇気にカンパイ☆
続く騎士団創設への前ぶれはなくなりますけど、それは次に解決すればいい問題なのかも。
というわけでちろちゃん、アナタのお楽しみはまた数年後に(笑)。


などと、相変わらずとりとめもなく、だらだらと。
少し、書きたいことを整理しろよ自分、とも思いますが、
なんとなく思いつくままに書かせて頂きました。
まぁ、公開終了間際のこんな時期ですしね。もう今さらいいか、と(笑)。
とりあえずDVDが出る前に、もう一度くらい見ておきたいです、はい。


じゃ、最後にふたつ、叫んどくか。


ぎゃ───! ヴォルデモート、かっけー!
あの長い指が優雅! 邪悪で気品のある身のこなし! 悪! 完璧な悪! すてき!
きっと『コンスタンティン』のルシファー様といい友達に!(おいおい)
蛇っぽく加工したという鼻は気持ち悪いけど、見なかったことにする。
いやぁ、久々に「いい悪」見た。うっとり…。(馬鹿だ)

上映前、初めて海賊2の予告見れた! ラッキー!
うーわー! おもしろそーっ!
予告からしてすでに面白そう! 夏、たーのしみーっ!
久々に見た船長が、またいい感じに馬鹿で素敵でした。うっとり…。(……)


以上です。(なんじゃそら)
(2006.1.13)

バットマン・ビギンズ


バットマン ビギンズ [Blu-ray]バットマン ビギンズ [Blu-ray]
(2010/04/21)
クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン 他

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2005米 監督クリストファー・ノーラン 音楽ハンス・ジマー 出演クリスチャン・ベール、
マイケル・ケインリーアム・ニーソン、ルトガー・ハウアー、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィー他

結論から言うと、私はけっこう好きです。
一言感想としては、もー、完璧にビギンしてました。看板に偽りナシ。ビギンしまくり。
ビギン以外の何者でもない映画でした(笑)。

制作&キャスト発表された時点から、DVDは買いが決定していましたが、
実は内容には、まったく期待していませんでした。
動く写真集、くらいの気持ちでDVDを買おうと思ってました。
実際に本編を見終わった直後も、「う~ん、予想通りにイマイチ…」とかいう気分だったんですね。
でも、家に帰ってゴハン食べて風呂入ってる間に、なんかこうじわじわと…、
「……なんか面白かった気がする」、という具合に感想が変化してきました。
我ながら、なんじゃソレ状態(^^;)

ぶっちゃけ、地味だと思うんですよ。アメコミベースの映画なんだから、もっとハッチャケててもいいと思うんですよ。
でもこのノーラン版は、ものすごく丁寧に「映画」にしてしまった。
人間・バットマンの内面を掘り下げすぎているというのか、あまりにも人間ドラマすぎる。
その分、映画としての質は高いんだけど、でも「バットマン」としてはどーなの…? という気がしてならなかった。
「しょせん中身はただの人間」が、バットマンのキモであり魅力だとしても、
いくらなんでも、台所事情、見せすぎだろう、と。カリスマ性も何もあったもんじゃありませんな…と。
バットマンマニアの反応はどうなんだろう。そこが気になる。

なんてことを考えながら帰ってきたのに、それが時間と共に「いや、今回のこれは、これでよかったかな」
という気分に変化。よくよく考えたら、前回、少々やりすぎて大ゴケしたシュマッカー版第2作目の
大失敗イメージを払拭するには、これくらい方向転換したほうがいいのかな、とね(^^;)
バットマンワールドが、ゴッムシティから飛び出しただけでも新鮮。今ならそう思える。
それと私は、ハンス・ジマーが大好きなんで、音楽の良さも高得点ポイント。
もちろん俳優陣は素晴らしい。ゲイリーが意外に平凡でびっくりしたけど、まぁ、たまにはこういう役も
いいのではないかと思うし、フリーマンやらキリアンやらハウアーやら、脇を固める役者はどれも秀逸。
主役のベールは言うに及ばず(もともとベールは大好きなんで)、マイケル・ケインも予想通りに素晴らしかった。
私(と妹)にとってマイケルはもう、執事になるべく生まれてきた英国人。
銀のスプーンならぬ、銀のトレイに乗ったティーセット持って生まれてきたでしょアンタ、
っていうくらい、執事役がぴったり。あ~ステキ♪(注・女王陛下から叙勲もされてる立派なサーです)
そんなマイケル=アルフレッドに大満足。評価も甘くなるわな、うん。
(などと言いつつ、アルフレッドとしては、少し押し出しが強すぎるかな…という気がしなくもない・汗)
(そして世間的には、マイケル=諜報部員、もしくはオカマのスタイリストのイメージ強だろうけど気にしない・笑)

しかし、冒頭のマスター・リーアムには参った…。
やっぱり、SW・EP3を見る前に見ておくんだった…。
ベールを「訓練」するマスターの姿を見ているだけで、泣けて泣けて仕方ありませんでしたよ…。
「だから、こうやってアナキンのことも、あんたがちゃんと訓練して(導いて)やれば…ッ!!!(涙)」
あの銀河も、もう少し違った歴史を辿っただろうになぁ…と、まったく関係のないことで泣いてしまった。
バットマンで泣いてる女、そうそういません(^^;) ノーラン、困惑。ジョージ、大迷惑(笑)。

まぁそれはともかく、大量のこうもりの群の中に立ちつくすベールの絵は、めちゃめちゃ好きです。
早くあのシーンがもう一度見たいので……早くDVDでないかな。
劇場で2度見ることはないだろう、そんな不思議な気に入り具合の一本でした。
……ケイティ・ホームズ? ああ、いたね、そういえば。(いくら興味ないからってひどすぎる)
さらにもう一人忘れてる気がするけど、どうでもいい。(おーい)
あ、でも、マスター・リーアムで、ぐすぐす泣いてたけど、ワタナビ見たら涙がひっこんだ。助かった。
ワタナビ、そこだけ礼を言っておくわ。つーかアンタ英語上手いね。感想以上(ひどっ!)
ついでに、電車が落ちる瞬間に目を閉じたマスター、ステキすぎ。
(ただしその後の映像が、またまた電車+マンション?駐車場で、時期的に怖すぎ…・汗)
(2005.6.27)

パッション


パッション [DVD]パッション [DVD]
(2004/12/23)
ジム・カヴィーゼル、モニカ・ベルッチ 他

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2004米伊 監督メル・ギブソン 出演 : ジム・カヴィーゼル モニカ・ベルッチ マヤ・モルゲンステルン他

「けっして最後まで目を逸らさないでください」……みたいなキャッチがついていたような気がするんだけど、
なんか納得。これ、熱心なクリスチャンだったら、目も逸らしたくなるだろうよ…(汗)。
仏教徒(いや、無宗教)な私としては、もちろん目をそらすことなく最後まできちんと見れたけど。

この映画、SM的なグロが苦手な人にはちょっときついかも。拷問されるキリストの描写が生々しすぎるから。
ムチ打たれるイエスの肌が裂け、肉がこそぎ取られる描写が、いくら映画とはいえ痛すぎる。
血を流しながらゴルゴダの丘まで歩かされるイエスを、それでもまだムチ打つローマ兵に、
「もう、やめてあげて…!」と叫びたくなる。
『28日後』のような「意味もなく追われる系恐怖」は苦手だけど、こうした史劇仕立てで、
きちんと背景に歴史的な理由が整っていれば、私は大丈夫なんですけどね。

それにしても、メルギブはまたどーして突然、こんな映画撮ったんだろう?
公開当時のインタビューとか読んでないから、よく知らないんだけど、これはいったい、なんのプロパガンダ?(笑)
とりあえず、こうまで忠実に映像化したことには、大いなる意義がありそうだけど。
そして、聖書に詳しくない人がこの映画にどういう感想を持つのか、すごく気になるところ。
たぶんメルギブは、受難劇なんかとっくに知ってるだろ? という姿勢で作ったんだと思うし。
なにしろ、説明らしい説明は最小限に抑えられている一作ではあります。
なのに、壮絶としか言い様がない「イエスの死への道のり」描写には圧倒されるものがあって、
たとえ聖書に詳しくない人であっても、それなりに目を逸らせなくなる2時間の作品だとも思います。
スローモーション多用で間延びしそうな映像なのに、きちんと最後まで緊張感を保って見せてくれます。
メルギブ、意外にあっぱれ(笑)。
個人的には、モニカ・ベルッチによるマグダラのマリアがよかったです。
(最後までお母さんと一緒に付き添っていた女性ね。あれはイエスの妻とかじゃありません。強いて言うなら女性信者)

……と、少々、褒めモード入ってしまった作品ですが、私は実家の隣が教会で日曜にはミサに行っていたし、
幼稚園も教会幼稚園だったし、クリスマスには毎年、生誕劇やらされてたし、今でも賛美歌のひとつやふたつソラで歌えるし、
イースターの卵は毎年嬉々としてもらいに行っていたクチなので、
もともと作品中のエピソードや背景事情を知ってまして。ファリサイ派司教との確執や、ローマ総督ピラトの困惑、
ヘロデ王の丸投げぶりなどを、事前知識として持っていると評価も高まる一作、ということでご容赦(^^;)
(ヴェロニカの聖布のエピソードなんか、うまい! とか思っちゃったもんな…)

というわけで逆に、そのへんの事前知識(固定観念)を持ってない方が、
この作品にどういう評価を下すのか、逆に気になるわけです。
誰か教えて下さい(笑)。
(2005.02.20)

8人の女たち


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(2003/07/21)
カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベアール 他

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2002仏 監督フランソワ・オゾン 出演カトリーヌ・ドヌーヴ, フランソワ・オゾン, エマニュエル・ベアール,
イザベル・ユベール, ファニー・アルダン他 

ロバート・アルトマン監督の「ゴスフォード・パーク」みたいな映画かな、と思って見始めたから、最初はびっくり。
いきなり歌、歌い出すんだもん。「え!? ミュージカルなのこれ!?」と。しかも中途半端感の否めない…(^^;)
う~ん、これははずしたかな…(汗)。と思いつつ、途中でやめられなかったのは、やっぱりカトリーヌ・ドヌーヴの
存在感があったからかもしれません。なんだかんだ言ってもすごい大女優だよね。顔でかいけど(笑)。
最初の曲で「はぁ!?」と思ってから、じつは娘2人の曲までは早送りで聞いてました。でもメイドのシャネルが
「犯人がわかりました! あと2分待ってください!」と言い出したあたりから、なんとなく物語に引き込まれ始め、
エマニュエル・ベアール(もう一人のメイド)の曲がなかなかセクシーでいいぞ♪ などと思っているうちに、
結局最後まで楽しく見てしまった(^^;) 見終わってみると、そう悪くない一本でした。
(最初すっとばした曲も、あとでもう一度、ちゃんと聞き直したよ)
悪くはないけど、好みは分かれるところだと思うので、むやみやたらとオススメはしません。
本格的ミステリーを期待してる人なんか、絶対にダメです。
まぁ、映画というより、舞台だね舞台。スクリーンでお芝居を観るという感覚でどうぞ。
とりあえず、女が美しいというのは、いいことだと思います、はい。
(2004.03.19)

ハウルの動く城


ハウルの動く城 特別収録版 [DVD]ハウルの動く城 特別収録版 [DVD]
(2005/11/16)
不明

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 2004日本 監督 宮崎駿 音楽 久石譲 声 木村拓哉、倍賞千恵子、美輪明宏他

なんかこう、賛否両論あるようですが、とりあえず私は好きってことで。
映画グッズ買ってるくらいだから、今更何をか言わんやなんですけど、
たまにはこういうファンタジーもいいと思うんですよね。
そう、少女漫画の世界ですよ。野暮なこと言いっこナシ、ということで…ダメですか?(^^;)

宮崎作品てこともあって、もう少しメッセージ性を求めていた人には、ちよっと期待はずれだったのかな?
確かに、最後のバタバタっとした、無理やり感ありありな終息の付け方はどうかと思うし、
そのへんに煮え切らなさが残るのは確かなんだけど、なんというのか、他に良さが一杯あるから
差し引きして、いいほうが多く残った…みたいな感じなんですよね。
そこには、「ハウルがいい男だから」という以上の、何かが私にとってはあるわけで。
たとえば、自分がまだ子供だった頃の幼い恋愛観を思い出させてくれる何かとか、
ある日突然現れた白馬の王子サマが、ブスでさえない引っ込み思案な私をまるごと愛してくれる
鳥肌モンの少女漫画的ご都合主義でも、あそこまで堂々とやられるとかえって気持ちがいいとか。
そんなご都合主義とはいえ、きちんと前向きに戦うソフィーに好感が持てるとか。
ハウルが単なるハンサムではなく、中身がダメダメなところがかわいいとか…色々ね(^^;)
ハッター帽子店の空襲から、サリマンの「馬鹿馬鹿しい戦争は~」発言までの、混乱しがちな部分は、
それぞれ頑張って自己解決しましょう。
それがどうしても出来ない人には向かない映画だというだけです。これはもう、好みの問題かな。
(なんて一言で済ませちゃうと、身も蓋もないけど・汗)

そんな私は、じつは『耳をすませば』とか嫌いじゃないし(あの、かゆくなる甘酸っぱさがいっそ快感)、
そして今回もまた久石音楽にやられてしまったので点が甘くなってます。
というわけで、今私のケータイの着信音もハウルです(笑)。

あ、映画の手法として褒めたいところもいくつかあるんですけど、そのひとつが、指輪にも通ずるところで、
これはファンタジーなんだよと、最初にしっかり、明確な線引きを「見せて」くれる部分。
映画冒頭、ハウルの城が山岳の牧草地帯みたいなところを、がっしゃんがっしゃんと歩いてるじゃないですか。
足下には羊の群を連れた羊飼い。でもその人は「城が歩く」という事実に驚くことなく、呑気につえを振っている。
イコール「それがこの世界では普通のことなんだ」と見せてくれているわけで、こちらとしても、最初に
世界設定を明確にしてくれてるので落ち着きます。こういう作品は好きです。
あと、色彩がダサいとかセンス悪いとかいう意見も読みましたが、私はそんなに気にならない。
作品ごとに色調変えるのはアリだろうし、これはこれでいいと思うんだけどな…。

ハウル、そんなにダメですか…? どうしてダメですか…? やっぱりダメですか…?

むしろこっちが聞きたくなってしまう一作です(^^;)
(2005.02.20)

パール・ハーバー


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(2010/09/22)
ベン・アフレック、ジョシュ・ハートネット 他

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2001 米  監督マイケル・ベイ 出演ベン・アフレック、ケイト・ベッキンセイル、ジョシュ・ハートネット、
アレック・ボールドウィン、ジョン・ボイト、ユエン・ブレンナー、トム・サイズモア他

じつはこれも100円デーで…。
100円なら、まぁまぁ。一応話題作だしね。見といて損はないと思うけど、お話自体はどーなんでしょうね。
まぁ、こんなもんかな、と。わりとおざなりな感想(^^;)
40分間にわたるパールハーバー攻撃のシーンがどうとか、宣伝では謳われていたようですが、
あまり長くは感じませんでした。え? あそこ40分もあった? とあとから思ったくらい。
でもこれ史実ですしね。攻撃した側の日本人としては、あまり軽々しい気持ちで見てはいけないかも。
日本軍部に若干中華風味が混じっていることは、正直「またか」と思ったけど、まだましなほうかも。
とりあえず丁寧に作った一作だと思います。ちなみにラストは、ベン・アフレックが死ぬんだと思ってました(^^;)

パイレーツ・オブ・カリビアン


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(2011/04/20)
ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム 他

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呪われた海賊たち 2003 米 ジェリー・ブラッカイマー制作 ゴア・ヴァービンスキー監督 
出演ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ、ジョナサン・プライス他

これは現在恋愛中の作品だから、ここで「簡単に」なんか書けない。書ききれないからこその
今があるわけで(笑)。よろしかったら他のページをご覧下さい。以上。………ではさすがになんなんで(^^;)
これから映画を観てみようと思っている方へ、ちょろっとアドバイスなど。
えー、この映画はたぶん、「なんか面白いらしいネ! 楽しみ! わっくわく~♪」というような
ノリで、過度に期待して見ちゃダメです。これは何も期待しないで見るのが吉。
「あー…、どうせネズミ映画だろ? しょせん勧善懲悪、誰も傷つかずに予定調和で大団円でめでたしめでたし
なんでしょ? はーぬるいよなぁ…。子供騙しかっつーの。ま、暇つぶしにはちょうどいいか。今日疲れてるから、
頭使わない映画見たい気分だしね」くらいの構え方で鑑賞するのがオススメです。すると不思議なことに
「な…なにこれ、けっこう面白いんですけどー!」という気分になれます。そうなったら、もうけものです。
ハリウッド大作とはいえ「しょせんネズミー映画」。そこんとこお忘れなく(笑)。ただ、もともと役者ファンの人
だったらこの限りではないかもしれません。たとえば私だって、もしもこの作品にこうまでハマれなかったとしても、
ジェフリーが出ているだけで、もう満足だから。
ジョニーやオーリじゃないんかいっ!? とはつっこまないでね、ははは(^^;)

ま、とにかく今一番大好きな作品です。それは確かです。ぶっちゃけてしまえば単純な
冒険活劇映画なのかもしれないけど、ジョニーの役作りと、オスカー俳優であるジェフリーの演技力が、
第一級の娯楽作品に仕立てていると思います。どこかのネット記事にはこんな映画評が書かれていました。
「B級娯楽作で終わるはずの作品を、優れた俳優陣が作品の質を上げ、思わぬ大ヒットをもたらした希有な例。
キャスティングだけで成功するという例は珍しい。」
……すごいこと書いてますよ。正直すぎますよ。さすが向こう(アメリカ)の記事(笑)。
(追記・まぁ私は、脚本もそんなに悪くはないんじゃないかなぁ? と思うけど。確かに何かを訴えたり
頭を使うような映画じゃないけど、娯楽作なんだからそれでいいじゃん、て感じ)
ちなみにオーランドの青臭い演技は、今回に限って言えば、役柄にマッチしてて
とても良かったと思います(私もたいがいひどい)。でもキーラの表情芸のうまさには、
わりと本気で関心しました。ああいうふうに、表情で細かい演技ができる俳優は大好き。
キーラの今後が楽しみです。

パイレーツ・オブ・カリビアン~デッドマンズ・チェスト 2006米 制作以下ほぼ上に同じ。
                                 音楽クレジットだけハンス・ジマーに変更。

はー、やっと語れる。長かった…。
だってこれ、三部作のうちの「2」じゃないですか。しかも思い切り「前編」。
上下巻の本の「上」だけ読んで感想を述べても仕方がないんで、
ここは「下」まで待つべきかと自粛してしました。そしてこのたび、めでたく解禁。
とはいえ、SW・EP5にあまり語ることがないように、これもまたなぜか感想らしい感想がでてこないけど。

強いて言うなら、ちょっと長すぎ。2時間程度に収めてくれれば、
もう少しすっきりしたんじゃないかな。しょせん(いい意味で)B級娯楽作品なんだから、
テンポが命だと思うのだが、どうだろう…。

あと、以前、日記にも書いたとおり、一番心配した点は、音楽担当の変更。
前作のヒットを受けてか、ここから御大ハンスになっちゃったけど、
こういうケレン味たっぷりのB級娯楽映画は、若手のバデルトの分かりやすい音作りに
任せたほうがよかったんじゃないかなー、とか…とか。
ハンス特有の弦楽多用の音楽では、いい言い方をするなら格調が高すぎて、
この手のバカ映画には少々そぐわない感がなきにしもあらずかと。
(ダ・ヴィンチ・コードみたいなテイストの映画だとぴったりなんだけどね)
でもまぁ、ボーンケージの場面で使われたあのワルツがハンスのスコアならば、
やっぱ「さすが師匠、よっ、御大!」ってとこかもしれない。あれはいい音楽だった。笑った。

とにかく、全編通してちょっとグダグダ。前半の人食い人種で充分ドタバタしたんだから、
せめて後半の、ジャック、ウィル、ノリントンによる三つ巴バトルは、もう少し縮小して欲しかった。
いくら面白いアイデアでも映像でも、時には涙を呑んで捨てる勇気ってのも必要だよなぁ…と。

正直、そんな感想を抱いてしまったデッドマンズ・チェスト。
監督の仕事とは実は、撮ることよりも切ることのほうが大切なんだと語ったのは誰だったか。
それでも、それなりに面白かったんでギリギリ良しとしましたが───、

待望の完結編。

パイレーツ・オブ・カリビアン~ザ・ワールド・エンド 2007米 制作以下ほぼ上と同じ
※完全ネタバレしております。未見の方はご注意下さい。


待てこらっ! 悪い方向へエスカレートさせてどーするっっっ!!!
グダグダしすぎだろオイ! 疲れたよ! 170分、長すぎだろっ!


だから2時間に収めろっつの。
脚本家とモメるなっつーの。
切るとこ切れっつーの。


そんなグダグダ感いっぱいの完結編ですが、それでも、次から次へと息つく暇もなくグダグダしてゆくので、
初見であれば飽きさせない点は素晴らしいです。
あ、これ、褒めてますから私(笑)。
とくに後半の海戦シーン、映像による迫力が素晴らしい。
疲れていたことも忘れて一気に見られる。助かった。ここ、最大の救い。
さーて、と。


戦犯、誰だ?(笑)


仮にも同人誌まで作っていた作品だから、ここはつまらないとは言わない。言いたくない。
でも、無理して“いいとこ探し”はしたくない。疲れた。これ正直な感想。

ベス、男前。パルボッサ、最高。ウィル、本当にかっこよくなったな。
ジャック、お笑い担当に落ちましたか、そうですか。
ノリントンファンとしては切なすぎ。その、ただ一度のキスのために命を捨てますか。
うう、かわいそう…。切ない…。あと総督(パパ)もかわいそう…。
ベケット、すてき。さすが前回、ベケ×ジャで本作りたかっただけある。じつにいい死に方でした。
「1」の時ノリントンの隣にいた名もなき士官。今度はベケットの隣でしたね。
それはそれですてき。(こら待てそこの腐女子)
デイビィ・ジョーンズとティア・ダルマのエピソードは、
視点を変えればこれひとつで一本映画が撮れるだろ、というくらい深いもの。
…はっ? このエピソードの深さが脚本に混乱をもたらせたのではないか?
こっちの切ない悲恋をもっと見たかった気もするけど、そうすると、誰が主役か分かんなくなるよな。
キース・リチャーズに、チョウ・ユンファ。それぞれに存在感があってあっぱれでしたが、
グダグダ展開に巻き込まれた被害者としか思えない。お疲れ様でした。(とくにチョウ)
あ、今思い出した。ボッさん、「1」のときは一等航海士じゃなかったか?
いったいいつの間に伝説の海賊長のひとりに? あとづけ? またあとづけ?
え? 本当は船長だったのが、仲間の手下ごとジャックに雇われていた?
それで一時、一等航海士に格下げになってただけ?(←制作による正式コメント)
うん、まぁ、ジョージのあとづけ三部作(SW)で慣れてるからいいけどね…。
(でもあっちは、きっちりまとめたぞ! ファンの誰もが納得いく形でオチつけたぞ! 世界中が泣いたぞ!)

あー、あと、フライング・ダッチマン号の船長となるには、
いつのまに「心臓取り出さないとダメ」という条件にすり替わったので??
違うだろ? DJはダルマを想うと痛む心なんかもういらないと、単に自主的に取り出したんだろ?
え? ただの都市伝説? DJ自身がはっきりそう語ったわけじゃない?
はぁー、そうですか、ふぅ~ん…。

まあ、そんな細かいほつれ部分はもういいからさ、とにかくラストの切ない感じがイヤなんだよ。
十年に一度しか会えない夫婦なんて、切ないだろオイ。かわいそうだろ。
いや、ストーリーの混乱はしてないよ。なんでそうなったのか、ちゃんと分かってるよ。
細かく細かく(脚本が)破綻してることを、ちゃんと理解してるよ。
でも切ないよ。とにかくかわいそうだよ。ノリントンも可哀相すぎるよ。しくしく…。
(どうやら相当ノリントンファンだったらしい私)


そんな、すてきに場当たり的な脚本の、重箱の隅をつつくような不満をもう少し述べておく。

・ティア・ダルマ=カリプソの説明をもっと分かりやすくしてくれ。
・それであの二人がどうなったのかちゃんと教えてくれ。巨大化の件は忘れてやるから。
・迫力だけでごまかすな。ベスとボッさんのかっこよさに、なんでもかんでも任せるな。
・静と動。せめてもう少しメリハリつけろ。だから疲れるんだよだから。
・乱闘のさなかに結婚する二人。いいアイデアだ。面白い。
 でもせっかくだから、誓いのキスのあとちゃんとバルボッサに
 「ここに二人を夫婦と認める!」と宣言させて欲しかった。
 そしたら、より一層かっこいいし、しまると思う。小ネタながらも、もったいない。
 (海上における船長にはそういう権限が含まれているのは事実なんだし)
・クローンジャックの映像は「墓場」内だけでけっこう。
 こっちの世界に帰ってきてまであれやると、
 なにが現実なのか、境界線が曖昧になる。かっこ悪い。
 まあ、もともと月の光を浴びるとガイコツになってしまう
 ファンタジー・ワールドなんだけどね…、でもちょっと…。
・ベスパパを生き返らせるのは無理? ジャックとは違うから?
 ちょい待て、バルボッサのことは生き返らせたじゃん。
 あ、ボッさんはもともと呪いを受けていたから?
 ただの人間とは違うから? うーわもう、そのへんの設定が曖昧、
 わっかんねー。苛々するー。(あたま悪い)

あと、まだなんかあったような気もするけど、もういいや、疲れた…。

「1」のとき。同人誌トークでもさんざん書いたように、
最初はコインの呪い解除の仕組みがよく分からなくて、
自分的にそこをすっきりさせてたくて、再び映画館に足を運んだのが
この映画にハマッたきっかけだったように思う。
今回の完結編にも、上に述べたような疑問点が点在するのだが、
同じきっかけとはなり得ない。
ご存じのように「1」は、見終わったあとの爽快感が素晴らしくて、
そこの中毒患者となり、何度も何度も見に行った。
あの爽快感は大スクリーンと劇場音響ならではと今でも思う。
けっしてDVDからは得られないものだ。
今またリバイバル上映をやってくれたら、私は懲りずにまた見に行くだろう。

しかし続く「2」と「3」には、残念ながらその爽快感がない。
あとに残るのはぐったりした疲れだけって、どーなのよソレ…。


本当はベタ褒めしたかった海賊3。待ちに待った海賊3。
いつものように銀座丸ビカ先行上映、指定席の最前列ど真ん中を陣取って
わくわくというよりはどきどきと鑑賞に臨んだ海賊3。
(若干、前評判が耳に入っていたのでね…、くっ…)
無理して、いいとこ探しはしたくない。あえて言う。


感想。疲れた。以上。
(面白くない、とは言わないけれど)


なんかこう、文句ばっか書いててすみません。
や、それだけ愛情をもって、期待していたということですよ、ハイ…(^^;)


そういえば、なんだか「4」を本当に作るらしいですね、そうですか。
ええまあ、一応見ますよ。というか、絶対見ますよ。
もしかしたら次は、ジャックがフロリダに行く話ですか?
それがウィルの呪いをとくための冒険ならいいんですけどね。
さて、どーでしょう。どーなるんでしょう。もしもそうならすっきりするけど、
おいおいそこまでひっぱんなよ、今作の中ですっきりさせてくれよ、とも思う。

なんかもう大変失礼だけど、続けるなら監督と脚本家は変えて欲しいな。
もしかして「1」の予想外のヒットが、ある意味悲劇の始まりだったのではないだろうか。
誰もが予想もしなかった規模でヒットしてしまった海賊1。
思いがけず、ここまでの大プロジェクトになってしまったこの作品を、
もはやゴア・ヴァービンスキーの若い力では制御できなかったのかもしれない、
という気がしてならない。早い話が監督の力量不足だ。戦犯であり被害者だ。
ブラッカイマーの存在感、ディズニー社の難注文、脚本家のコントロール、
ハリウッドスターへの気配り、御大ハンス・ジマーとの兼ね合いetc…、
撮影は楽しいながらも、色々とあっただろう。ゴアはゴアなりに頑張っただろう。
もはやお疲れ様、という言葉しか出てこないが…。


「B級娯楽作で終わるはずの作品を、優れた俳優陣が作品の質を上げ、思わぬ大ヒットをもたらした希有な例。
 キャスティングだけで成功するという例は珍しい。」

最初はこう評価されたこのシリーズですが、近いうち、米国の専門誌に、こんな評価が載らないことを祈ります。

「B級娯楽大作と絶賛されるはずの作品を、ぐだぐだな脚本と意気地のない監督が作品の質を下げ、
思わぬ大失敗をもたらした希有な例。これだけの予算と名優を集めながら失敗するという例は珍しい。」


チャカしてもじってみたけど、膨大な予算と名優を投入しながら失敗した映画なんて、
実は、この世にいくらでもあるんだよね。
映画作りとは、それほど難しい。シャレじゃなくハイリスク・ハイリターンなので恐ろしい。

そんな「映画」を、私は今後も愛情を持って鑑賞していきたいと思います。
(うん、だから「4」も見るよ・笑)


以上、勇気をもって「正直な海賊感想」、終わります。
最後にどうでもいいことを付け加えます。
ジェフリー・ラッシュとビル・ナイ、大好きです。だから…、来日したとき見たかった…(T_T)
(新宿バルト9のサブライズゲストがビルだったことは忘れようと、姉妹で誓いました…しくしくしく…)
(ジョニー・デップやオーランドより、ジジィふたりを見たがる人、珍しい・笑)


(2007.05.27)
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