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コンスタンティン


コンスタンティン [Blu-ray]コンスタンティン [Blu-ray]
(2010/04/21)
キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ 他

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2005米 監督フランシス・ローレンス 音楽ブライアン・タイラー&クラウス・バデルト
出演キアヌ・リーブス レイチェル・ワイズ、ティルダ・スウィントン、ギャビン・ロズディル、ピター・ストーメア他

一言感想→う~ん、(予想通り)、今一歩何かが足りない…惜しい。でも好き。とりあえずDVDは買い。

たぶんヒットはしないだろうけど、私は全力で支持します。
原作がマンガ(アメコミ)なので、全体にマンガちっくなチープさがただようのは仕方ないところ。
主役がキアヌじゃなくても私は見ただろうけど、でも多分キアヌで正解。
特にキアヌ信者ではないものの、文句なくカッコよかった。彼のお陰でスマートな作品になってる気がする。
少なくとも「ディアボロス」よりは、こっちのほうが好きかな。
冒頭の悪魔払いでの、火を付けたばかりのタバコをクローゼットの上に置くシーン。
つまりあれって「予告ホームラン」でしょ? 火が消えるまでに済ませてやるぜ、と。
う~ん、しびれる。こういうキザな演出も、キアヌだからこそ際立つのではないかと思う次第です。
個人的には、バルサザール相手に司祭のマネごとして聖書を読み上げる絵(シーン)が一番好きでした。
そもそもアルマーニをビシッと着込んだ悪魔(ハーフ・ブリード)ってのが萌え。
ギャビン・ロズディルには今後も期待したいところ。
ルシファーもまた、いい感じにチャラけててグッドでしたが、あれもっとチャラけててもいいな。
いかれポンチなアロハ着てパナマ帽かぶってるとか、そーゆーの。なのに最強。悪の大王。ステキ~♪
って、ふざけすぎ?(^^;)

とりあえずオタク人種は、「もうこの話、何度もジャンプや花とゆめで読んだー」という感想を抱くでしょう。
話の展開が読めるので、つい次のページをめくりたくなってしまうんでしょうね、けっしてスピード感に欠ける作品ではないのに、少しかったるい感じがしちゃったのは、そのせいかな。
いや、あまりにも「均等割り」だからかな。もう少し、「見せゴマ」と「背景ゴマ」の差を明確にして欲しい。
つまり、「かっちょいいキアヌはもっと長映しで!」と、オタク女子ならではの不満があったりするのだ(笑)。
も~、ホント、女子の気持ちが分かってないよ~。
腕の錬成陣(?)を使っての決めゴマなんか、ある意味クライマックスじゃん。もったいない~。
もっと他の撮り方あんだろ他の。
サム(・ライミ)にも同じこと言いたいけど、この監督も、スタッフにオタク女子を入れなさい(余計なお世話)。
ちなみに男子は、「男物のシャツをまとったレイチェルをもっとロングで!」と言ってるハズです(笑)。
手垢の付いたストーリーだからこそ、そういう「見せ絵」で特色出すしかないと思うんだけどな。
そこらへん、どうでしょう?
まぁ、退屈する作品でもないと思うので、一度くらいは映画館で見ておいて損はナシ。
ただし「過度な期待をしない」。この基本スタンスを、どうかお忘れなく。
頭からっぽにして見ると楽しいですよ(笑)。
あ、ロンギヌスの槍とか(作中では明確にこの固有名詞は出してないけど)、ガブリエル、ルシファー、
アモン、聖水、ドラゴンの息…等々。本来なら、知っていたほうがより楽しめる宗教ワード満載だけど、
ここらへんは今更、予習復習する必要はないですよね。オタクなら(笑)。

きっと最後は禁煙推奨なんだろうなと思って見いたこの作品。予想通りそうなっても怒りませんでした。
(あとはアレだね、自殺は大罪。はいはい、分かってますって)
最後に噛んでたガムはどうせニコレットでしょ?
えーもう、分かりましたよ。分かってますよ。今時タバコなんか吸ってるほうが悪いんですよ。
……あすほーる。

ま、そんな映画(笑)。
公開初日の朝イチ上映回に1時間前から駆けつけたし、もう一回くらい見に行くし、DVD買うから許して。
ちなみに、最後のスタッフロール後にオマケ映像があるから、すぐに席立っちゃダメですよ~。
(立ちたくなる気持ちも分かるけどね・笑)
(2005.04.16)
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コラテラル


コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]コラテラル スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
(2010/09/16)
トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス 他

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2004米 監督,マイケル・マン. 出演トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス、ジェイダ・ピンケット=スミス他

トム・クルーズ主演、そして今度は悪役、という事前情報以外まったく持たず、かなりまっさらな状態で鑑賞に臨んだんだけど、最後のスタッフロールで今更ながらに監督がマイケル・マンであることを知って、ああ、やっばりぃ~~~!(泣) と思ってしまった一本。
さすがマイケル。なんてことないシーンがいちいち怖かった…。
相変わらず無駄な緊迫感ありまくり…(T_T) ※注・「インサイダー」参照のこと。
でもけっして、つまらないわけではない。むしろいい映画。私は嫌いではない。(DVDはいらんけど)
良しとする理由の大半は、トムが悪役(殺し屋)としていい演技をしてたから。
静かなキャラではあるけれど、その静けさと、どこか遠くにイッちゃってるような目が印象的でした。
正義のヒーローばかりでなく、こういう役にもきちんと取り組むところはいいと思うんだよね、トム。
でも、妙に息苦しい作品でもありました。
私が苦手とする緊迫感のせいでしょうか。
殺人鬼に追われるヒロインが、人気のないほう人気のないほうへと逃げるのは、やっぱり「様式美」というヤツでしょうか。
これも見終わったあと、無性に「ナショナル・トレジャー(バカ映画)」が見たくなっちゃった。
そう考えると、ナショトレのような、何も頭を使わず、何も訴えられず、何も残らず、ただワクワクと楽しんでいればいいだけの映画というのも、この世に必要なのかもしれません。
いや、必要。絶対に。類似品に「ワイルド・ワイルド・ウエスト」「マーズ・アタック」等があります(笑)。
この脚本をもしもブラッカイマーが制作したら、果たしてどんなバカ映画になるだろうかと想像すると
そこも少し笑えます。
いや、ブラッカイマーじゃなくて、本当によかったけどね(^^;)
(2005.04.01)

ゴッド・ディーバ


ゴッド・ディーバ [Blu-ray]ゴッド・ディーバ [Blu-ray]
(2009/04/01)
リンダ・アルディ、トーマス・クレッチマン 他

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2004仏 監督エンキ・ビラル 出演リンダ・アルディ、トーマス・クレッチマン、シャーロット・ランプリング
ヤン・コレット、フレデリック・ピエロ、トーマス・M.ポラード、ジョー・シェリダン、コリーヌ・ジャベール

正直最初は、「おいおいおい、誰がファイナル・ファンタジーなんか借りたよ! いきなりCGアニメかよ!」みたいながっかり感でいっぱいだったんだけど、主人公のニコポルがホルス神と合体するあたりから徐々に作品世界に取り込まれ、結局は最後まで楽しく見てしまったという…。
こういう作品を嫌いになれないあたり、SF好きのサガってやつですか…_| ̄|○
というわけで、中古で1000円くらいだったら買ってもいいかな、という評価。
新作映画として1800円払って映画館で見ても、私は怒りません。私は。
でも、そうでない方には、あまりオススメしない一本。たぶん世間的評価は低いと思います(苦笑)。

結局ジョンってなんだったの? とか、最後セントラルパークでホルスが、赤いイカだか鮫だかにジャッカル云々言ってたのがよく分からないとか、どのみち死刑宣告されてるんだから、7日というタイムリミットにそうこだわる必要はないんじゃないかとか、色々ツッコミ所もあるけど気にしない。これだからSFファンは…とほほ。
(駄作慣れしすぎてるからね。ちょっとやそっとじゃヘコたれませんよ、ええ)

とりあえず、『フィフス・エレメント』の原点である映画だというのは納得。
そうです。もちろん『フィフス~』も大好きです(^^;)
(2005.02.20)

グローバル・エフェクト


グローバル・エフェクト [DVD]グローバル・エフェクト [DVD]
(2003/12/19)
メッチェン・アミック、アーノルド・ボスロ 他

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2003米 監督テリー・カニンガム 出演メッチェン・アミック 、アーノルド・ボスルー 他

いやー…、また「エアフォース(別項目参照のこと)」的な映画見ちゃった(^^;)
一応、パニックアクションものに分類されるのかな?
アフリカで発生した史上最強のウィルス“マンギア”。人類抹殺を目論む狂信的テロリスト集団の陰謀により疫病に犯された街ケープタウン。米国は感染拡大を恐れて核ミサイルのスイッチを押す。人類滅亡の時が刻々と迫る!
……とかいう話なんですけどね。設定だけは無駄に壮大です。すごいです。なんたって国際都市ひとつ爆破ですよ。
非核爆弾でケープタウンは壊滅。それでも感染拡大は収まらず、米国はとうとうアフリカ大陸の下1/3に核攻撃を決意。
国境封鎖。死者数千万人。タイムリミットは残り10分…。
こんな緊迫した状況下の話なのに、解決の鍵を握る感染学の博士(テロリストに拉致られてる)を救いに行く英米合同の特殊チームは5人。こんな世界的な大事件なのに、米国ペンタゴン内の作戦司令室には、どこぞの将軍一人、どこぞの指揮官一人、どこぞの長官一人。核爆弾発射の原潜内には二人。
大統領すら出てきません。ホワイトハウスは関知しないんですかね。
とりあえず事件は、特殊チーム内で生き残った英国特殊班の中尉かなんかが、微妙にヘタレた活躍をして博士を救い出して対抗ワクチン作って無事解決。
まあ、話の筋なんかこの際どうでもいいです。
とりあえず、予算のないチームは無駄に壮大な脚本に手を出すな! ということでしょうか。
本来俳優にまわすべき予算をケープタウン壊滅のCGにつぎ込んで、それでいっぱいいっぱい。
ここまでの大事件を扱っておきながら、関わる人間の頭数が少ないというのは、恐ろしく非現実的で興ざめです。
あと、この手の作品で、名のある俳優が出てないことは致命的だと実感しました。
これで主人公がそれなりのハリウッド俳優だったら、もう少し面白く見れたかもしれないと思うので。
そう考えると、彼らの出演料が破格に高いのも頷けるなぁと、そんなことを学習した一作です(笑)。
ちなみにこの映画で私が知っている俳優はアーノルド・ボスルーだけでした。ハムナプトラでイムホテップ役だった人。
彼がテロリストのほうがよかったんじゃないかなぁ…?(たぶん彼の出演料が一番高いんだろうし)
(2004.06.24)

クローサー


クローサー [Blu-ray]クローサー [Blu-ray]
(2010/08/25)
ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ 他

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2004米 監督:マイク・ニコルズ 出演ジュリア・ロバーツ、 ジュード・ロウ、 ナタリー・ポートマン、
クライヴ・オーウェン

「アレキサンダー」の口直し用にと思って借りてきたのですが、まぁ、そういう目的で見るぶんには正解だったかな…、という程度のラブストーリー。
小説家、ストリッパー、写真家、医者の4人が交錯する恋愛劇という設定は面白いんだけど、人物描写が平坦というか、なんとなく薄味。ロマンチックになるべきお話が、ぜんぜんロマンチックだと感じられなかった。残念。
エロトークは満載なのに、全然エロく感じられないのが、また不思議。
これだけ大好きな俳優が揃ってるんだから、本当に残念。(ごめん、クライヴだけどうでもいい)

で・も。
この作品の売り物は、そんな、ストーリーがどうこうじゃないのです。
ナタリーです。ナタリーがストリッパーでヒモパンでくねくねなのです。
もう、買ってもいいよ、このDVD。つーか欲しいよ。マジに(笑)。
いやぁ、いい脱ぎっぷりだ。ナタリーのバディ、最高だ。もはや芸術品だ。
個室に入ってのご開帳シーンでは、テレビ画面に向かって「どけ、おっさん!」と叫んでしまったよ(笑
というわけで、ナタリーファンにはオススメな一本。

で・ね。
なんでこの作品をここで紹介しようと思ったかと言うと、実は作品云々ではないのです。
ソースはハリウッド・ゴシップですが、少し前にジュード・ロウが海岸で休暇を満喫している時に、そのオールヌードがパパラッチされたという事件がありまして。
その写真にバッチリ写っていたジュード・ロウのモノが、たいへん小さかったということで、いっとき物議を醸しだしました。
なにしろ色男として売ってますからね。
小さいなんて報道は、かなりのイメージダウンになるのではないのと(^^;)
これがトム・ハンクスやラッソーあたりだったら、ふ~ん、としか思わないような記事も、あのジュード・ロウが…と思うだけで、なんとなくおかしい。
まったく男の方は大変ですね。そんな、自分ではどうしようもないところでまで、評価を下されてしまうのですから(笑)。
まずは、こんな極東の最下層のサイトが、名誉毀損された! とジュード・ロウから訴えられないことを祈ります(^^;)
(トムとラッソーも怒らないでね・汗)


とまぁ、そんなわけで、どんなにカッコつけた色男を演じていようが、ついつい、「そうか、小さいのか……」というような、なまぬるい笑いがこみあげてしまい、なんだか、だいなしでしたという話。
どうか今後はみなさんも、小さいのね…という、温かい目で彼を見守ってあげてください(笑)。
(下世話ついでに付け加えると、ハリウッドいち"ハンサムなベニス"と言われているのはユアンらしい。
たしかに形が良くて、いいサイズです。ユアン、脱ぐのが大好きだから海外DVDだといくらでも見れる・笑)
(2005.10.9)

クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア


クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 特別版 [DVD]クィーン・オブ・ザ・ヴァンパイア 特別版 [DVD]
(2003/05/09)
スチュアート・タウンゼント、アリーヤ 他

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2002米 監督マイケル・ライマー 出演スチュアート・タウンゼント 、
アリーヤ 、マーガリート・モロー 、ヴァンサン・ペレーズ 、レナ・オリン他

「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編らしいこの作品。
じつは友人から「期待して見ちゃダメと言われてたんで、失礼ながら(つまらないと)覚悟して臨んだんだけど、最初の覚悟が出来すぎていたせいかそれなりに楽しく見れました(^^;) 忠告どおり「タウンゼントのプロモビデオ」と思って見れ、というのは忘れませんでしたし。はい、素敵なプロモビデオでした(笑)。でも、あちこちの書評で読んだとおりタウンゼントは「リーグ・オブ・レジェンド」の時のほうがいいね~v
これから色々な経験を積んでますます円熟していって欲しいです。
タウンゼントの今後が楽しみです。(くどい)

クイーン&ウォリアー


クイーン&ウォリアー [DVD]クイーン&ウォリアー [DVD]
(2002/11/22)
フェルナンド・ラマリョ、ネウス・アセンジ 他

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2000 スペイン 監督:ダニエル・モンソン  出演:フェルナルド・ラマーロ、ネウス・アセンジ


いやぁー…、ひさびさに、途中で見るのやめたわー(汗)。しかも冒頭15分でな。
なので、どんな話だか、ほとんどわかりません。スペイン語でファンタジー作品を見るのがなんだか非常につらかったです。はっ、日本語吹き替えで見ればいいんじゃん! と気づいたのはレンタル期限ぎりぎりのところだったので、もういいやと思って諦めました。
もしかしたら、じっくり見ればそれなりに面白いのかもしれませんが、それももういいです(^^;)
とりあえず、

スペインの新鋭、ダニエル・モンソン監督によるロールプレイングアドベンチャー。16歳の少年ラモンはRPGゲームに夢中。
次第に彼はゲームの中の魔法の国のヒーロー、ベルダーになり、その世界に入り込んでいく……。

という、お話らしいです。おしまい(ひど!)。

ギャング・オブ・ニューヨーク


ギャング・オブ・ニューヨーク【Blu-ray】ギャング・オブ・ニューヨーク【Blu-ray】
(2010/11/26)
レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス 他

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2001米 監督マーティン・スコセッシ 出演レオナルド・ディカプリオ 、
キャメロン・ディアス 、ダニエル・デイ=ルイス 、リーアム・ニーソン 、ヘンリー・トーマス

とりあえず話題作だから見ておこうかな、と。……ツタヤの100円デーに借りました(^^;)
100円なので怒りません。てゆーか、怒れません(笑)。
感想としては、ひどくだらだらと長い話だと思いました。
近代前夜のニューヨーク。街には移民があふれ、国は南北戦争まっさかり。混沌とした時代に生きた人々の
混沌とした人生模様を描きたかったのでしょうが、話の焦点が交錯しすぎているように思います。
移民問題を描きたいのか、国家政府の横暴さを描きたいのか、一人の男の復讐劇なのか、愛の話なのか、バイオレンスなのか、ギャング映画なのか、歴史ドラマなのか…。
もう少し主軸を明確にして欲しかったかな。
でも作品中に、「この時代のニューヨークは、近代のニューヨークシティを生み出す手前の溶鉱炉のようなもの」だと語られています。
なので、これはこれでいいのかもしれません。まさに溶鉱炉のような映画でしたので(^^;)
個人的に評価したいのは、軍がデモ隊(民衆)に発砲、相当数を殺戮したあとの路上の描写。
ちょっとグロいけど、そこはまさに血の海、大雨が降ったあとのような赤い水たまりの上を軍靴が進むシーンが非常にリアルです。青少年への配慮からか、人が死んでも流血シーンはあまり描こうとしない最近の風潮において、ここは非常に好感が持てました。
人を殺せばこんなに血が出る。
私はむしろ、そうした現実を描写することのほうが、青少年への教訓になると思ってますので。
綺麗すぎる、かっこよすぎる殺人描写にこそ功罪があるんじゃないでしょうかね。
(まぁ、そういう映画もよく観るけど・笑)
ラストシーンの、時の経過とともにお墓が苔むして風化してゆくシーンは、ちょっとよかったです。
でも、その背景にツインタワーがばっちり写っちゃってるから、この映画、公開延期になったのね。
ふむふむ、と思いながら、ああ100円でよかった、と思った一作でした(^^;)

キングダム・オブ・ヘブン


キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット [Blu-ray]キングダム・オブ・ヘブン/ディレクターズ・カット [Blu-ray]
(2009/11/27)
オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン 他

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2005米 監督リドリー・スコット 音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演オーランド・ブルーム、エヴァ・グリーン、リーアム・ニーソン、ジェレミー・アイアンズ、デビッド・シューリス他

簡単感想→予想通り、骨太な男臭い映画でした。
さすがリドリー。面白い面白くないという言葉ではなく、「いい映画」と評価したい。個人的にはグラディエーターより好き。ブラックホークダウンと同じくらい好き。

毎度毎度の、配給会社による姑息な戦略というのか、これも「オーランドとエヴァによる壮大な愛の物語」状態で予告CMが作られてたじゃないですか。でも監督がリドリーだから、「まさかな、ははは。またいつもの、女子供を狙った騙しCMだよな、はは、ははは…」と、自分に言い聞かせつつ鑑賞に臨んだところ、無事に「騙し」であることを確認しました。
あ~、よかった。安心した。リドリーがベタベタのラブロマンス撮ってたら、私、その場で椅子に沈むから(笑)。
つまり、甘ったるいラブ・ストーリーなんかじゃありません。一応エヴァとの恋愛部分もあるけど、ホントに一応。
これは重厚な男たちによる、重厚な歴史劇です。でも、だからこそいい。そこがいい。

時代は12世紀末。第3回十字軍遠征の少し手前。舞台は世界三大宗教の聖地であるエルサレム。
キリスト教側がイスラム教側を聖地から追い出し、独自に『エルサレム王国』をうち立て、そのトップに、ヨーロッパ人によるエルサレム王を据えていた時期のお話。
このエルサレム王、ボードワン4世が、本当にかっこいい。史実の上でも賢王だったよーで。
戦を避けるために病の身体をおして戦場に出向き、敵方サラディン王とトップ会談するシーンなんかメチャメチャしびれる。王様's、きゃっほう!(落ち着け)
それを支えるティベリアス卿も、高潔な騎士だったパパ・イベリン卿もナイスキャスティング。
(しかしマスター・リーアムはホントに毎度こういう役ばっかね。飽きないのかな・笑)
不満分子、ギーを演じるマートン・ソーカスも、森の奥方のダンナ妖精王やってるより、こういう悪役のほうが、存在感が際立ちますね。『タイムライン』のド・ケアしかり。
とにかくもう、オーランド含めて、キャスティングには文句ないです。
そのオーランドですが、じつは今回、初めて演技力に感心しました。(すみません)
井戸を掘ってる時が一番生き生きしてるってのはどーなんだ? とも思いますけど、重厚なベテラン陣の中に埋もれることなく、きっちり存在を輝かせていてあっぱれ。
若いイベリン卿として、彼なりに精一杯やった感がよく出ていて良かったです。
もちろん、衣装を含めての美術面でも満足。音楽もまぁまぁ。
青っぽい映像の中に、くっきりと黒い人物。いつもの、スモークたきまくりの白い映像の代わりに今回は大自然を活用して砂嵐。(リドリー、スモーク代ちょっと浮いてよかったね・笑)
まさに「リドリー映像」のオンパレードで、映像的にも大満足。

というように、私はベタ褒めな一本ですが。
興行的にはイマイチだろうな…これ……_| ̄|○
女子供を狙ったCM、大失敗だと思うよ。女子供が一番つまらないと感じると思うよ。
最初から「男臭い、男向け映画です」と宣言しちゃったほうがいいと思うよ…(T_T)
本来、こういう映画を楽しむ層が、オーリ主演を前面に打ち出しちゃったせいで、なんだアイドル映画かと、誤解しないことを祈るばかりです…。
最初の1時間くらいは確かに少し退屈かも知れないけれど、その退屈な世界史の授業時間を耐えると、後半きちんと感動できますから。
途中辛かったけど、終わってみると、意外によかった。こんな感想抱けると思いますから…!
って私は何を必死になっているのでしょう(^^;)
なにかこう、好きすぎて、上手く感想もまとまりません。まいった。
どうでもいいけど、石こわっ石。
キングダム>>>>>タイムライン>>>指輪の順で、石、怖い(笑)。

あと、毎度のことながら、女王なっちが誤訳ってるようなんですが、そこは事前にネットで情報を
拾っていきましたので、混乱せずに済みました(^^;)
とりあえず。
・×私に騎士団を。妻になります。→○騎士団(指揮権?)をくれれば、妻であり続けます。
・×サラディンは海岸沿いにやって来る→○水場から水場を渡ってやって来る
・×(オーリの演説内の)城壁→○嘆きの壁
・×貴族に変身したの?→○貴族らしくさせておくのは無理なようね
・×パパイベリン卿の臨終シーンで「息子は私の誇りだ」→○「ただひとつ以外は…」
・×隠し子を作れる男とは戦いたくない→○隠し子を作る前に殺しておくんだった
ここらへんを気を付けておけば、だいたい大丈夫かな。まだ少し「?」と思うところもあったけど。

この手の大作歴史劇って、もしかしたらこれで当分見られないのかな?
まぁ、制作費かかりすぎるわりにはコケる率高いもんね。そこがとっても残念です。
というわけで、私的史劇ムービーランキングは、

アラビアのロレンス>十戒>>>キングダム>>>>>クラディエーター>>>>>>トロイ>キングアーサー>
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>アレキサンダー

となりました。
アレキサンダー、じつは見てないのに、予測で評価してます。ひでぇ(笑)。
もっと他に大事な史劇があったような気もしますが、今出てきません。眠いので。
てーわけで、まとまりもないまま終わります(さらにひでぇ)。
あ、最後の最後に、リチャード獅子心王がちょろりと出てくるところは、英仏史マニアとしてツボりました。
劇場公開の都合で1時間ほどカットしているようなので、早く完全版が見たいです。
(2005.05.20)


銀座、日劇1でやっていた衣装展示。この向かい側ではオーリ写真展も開催していた。
050520_1815~02 050520_1815~01
050520_1818~01 050520_1817~01



キングアーサー


キング・アーサー ディレクターズ・カット版 [Blu-ray]キング・アーサー ディレクターズ・カット版 [Blu-ray]
(2010/09/22)
クライヴ・オーウェン、キーラ・ナイトレイ 他

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2004米 監督アントワン・フークア 制作ジェリー・ブラッカイマー
出演クライヴ・オーウェン キーラ・ナイトレイ ヨアン・グリフィズ他

海賊映画以来のブラッカイマー新作だから、わくわくして出かけたんだけど(BAD BOYS2は軽く無視)、なんだかぐったりして帰ってきてしまった…。たかが上映時間2時間くらいなのに妙にタルい。
けっしてつまらなくはないんだけど、面白いシーンと面白いシーンのあいだが長いと言うのか。
『トロイ』以上に話のテンポが悪いように感じられました。
ブラッカイマー制作にしては珍しく、大衆娯楽寄りには作らなかったってことなのかな?
とりあえず「誠実に作りました」という印象。恐らく、これで怒る英国人はいないんじゃないか?
ラストシーンのランスロットの死に関してだけは話を変えてあるけど、あとは全体的に、「現在、歴史学的に信じられているアーサー王伝説」を忠実に再現してます。ここが一番のウリかも。
あとこの作品もまた、どいつもこいつも小汚いヒゲ面の男たちばかりですから、外人の顔を見分けるのが苦手な人は、最初ちょっと混乱するかもしれません。頑張って騎士たちを見分けてください(笑)。

舞台は5世紀半ばのブリテン島。むろん「イギリス」なんて国はまだまだ存在しない。
当時ブリテンはローマに支配されていたけれど、長く繁栄を誇った神国ローマも徐々に衰退し始め、本国から遠く離れた小島を治めている余裕なんかなくなってきた頃が本作の時代背景です。

大国が支配の手を引けば、あとに残るのは土着の豪族たち。これがけっして単一ではないのは、ここらへんの時代は、どこの国であっても同じことで、英国も例に漏れずいくつかの勢力が台頭してきます。
英国史上ではこれを七王国時代と呼びますが、今作の舞台となった5世紀から10世紀あたりまでは、とりあえずごちゃごちゃした時代なのだとお考え下さい。つまり実際の現場では、500年くらい政権が落ち着つかなかったわけです。けれど大きな歴史の中では、一応「七王国時代」としてある程度の形を保っていたわけで。この時代の口火を切ったのがアーサー王というわけです。
……というようなカンタン歴史をふまえた上でこの映画を観ると、また違った面白さも発見できますよと言いたいわけなんですが(^_^;)
とりあえず日本人は、こう思っておくと吉。

舞台は弥生時代。各地方豪族たちが混沌と戦っている頃。出雲に現れた一人のヒーローが他勢力を撃退し、
とりあえず出雲国を建国する。その後台頭してきた大和政権に破れて、日本という国はやっと統一の方向へ。
しかし出雲の血は大和勢の中に組み込まれ、今日まで連綿と続いているのであった…。

出雲王=アーサー、他勢力=サクソン人、大和朝廷=ノルマン人とお考え下さい。
デーン・ノルマン朝というのが、英国史では最初の正式な王朝ですので。(今回の映画には出てこないけど)
もしくはこの話、日本人にとっては、神武天皇の東征みたいなものかな。
元ネタは古事記。若干神話まじりな、曖昧な時代。神武天皇が実在したのかどうかは議論の分かれるところ。
確かにアーサー王話だって、あくまでも伝説です。英国人の神話です。
モデルとなった英雄アルトリウスという人物は実在していたらしいけど、「アーサー王」となると、微妙ですからねぇ。

でもアーサー王伝説というのは有名な話ですから、具体的な話を知らなくとも、アーサーやグウィネヴィア、円卓の騎士ランスロットや、トリスタンとイゾルデといったキーワードくらいは、誰しも一度は耳にしてますよね。
けれど、過去にも何度か映像化されたこれらのキーワードは、皆一様にきらびやかに作られすぎていたような気もします。映画しかり、舞台しかり。
そうした風潮の中にあって、今作が「誠実」だと感じられた大きな理由は、無駄に派手な化粧を施さなかった、という点でしょうか。
土着民族のひとつ「ウォード=ブリトン人」は、まだまだ未開の部族。
北方から攻め入ってきたサクソン人もまた、野蛮な部族。
衣装もけっして華美ではなく、基本的には、あの時代、あの地方で実際に使用されていたと考えられる素材を推測して作られていました。見た目は汚いけれど、史実は史実。
やたら原始的でお粗末な武器だって、きっとあれが現実。
ここらへんが、私のような英仏史マニアにとっては、とても好感度大。
考古学資料からでしか推測できなかった当時の生活背景が、色鮮やかにスクリーン上に再現されているというのは、とてもとても有り難いことです。むろん映画用に脚色されている部分もありますけど、グウィネヴィア妃が絹のドレスを着て、絢爛豪華な宝石でじゃらじゃらと身を飾っている映画よりはまだ、歴史資料として信用できます。水色のドレスくらいは見流します。
というわけで私は、面白いシーンと面白いシーンのあいだの、なんだか妙にかったるい部分は、「はー、当時はこんな感じに暮らしてたんだろうなぁ」という感動の目で、美術スタッフさんたちの仕事を堪能してました。
だって日本にだって、大和政権時代の生活を忠実に再現している映画ってないでしょ? 見るって(笑)。

ただ問題は、そういう独自のマニアックな楽しみ方を見いだせない人にとっての満足度は、微妙なもので終わるんじゃないか…ということ。
出口CMなんかを見る限りでは、ランスロットの死に泣けました! とか、友情サイコー! みたいなコメントが得られてましたけど、もうそう言うしかないだろうな、と。
まぁ確かにランスロットがあそこで死んでしまうのは可哀想だし、ねつ造度大だし、己を犠牲にして湖を割ったダゴネットは切ないし、キーラは相変わらずいい漢っぷりだし、ランスロット×アーサー←グウィネヴィア横取りの構図は笑えたからいいんだけど。(いや私だけな)
あ、ランスロットがちらちらとグウィネヴィアを気にしているのは、「俺のアーサー」に手を出す泥棒猫を敵対視していたからです。それでも最後、彼女のために身を呈して死んでしまうのはきっと、ライバルでありながらも、共に同じ男を愛した戦友への敬意や共感が、思わずそうさせたからです。絶対そう。(注・信じないように)
あと、ランスロットの二刀流はかっこよかったですねぇ。うっとり。もっと見たかった。
トリスタンもかなり気になるキャラだったんだけど、活躍が地味で惜しかった。
魔術師マーリンも、もっと素敵なオジサマだと期待してたのに、これが一番がっかりしたわ。
とにかくこの監督も、乙女心がちっともわかってない人だと思いましたのことよ。
(つーかさぁ、そもそもクライヴ・オーウェンが受けってどーよ!? なんかこう、もうちょっとさぁ…!)

というわけで、ついだらだらと書いてしまったけれど、結論としては、劇場で2度見ることはないな…と。
でもDVDが出たら、もう一回くらいはレンタルしてもいいかもしれない…。
私にとっては、そんな感じの評価で終わった一本です。
皆さんはどうですか? 実際のところ、面白かったですか? 感想聞かせて(笑)。

余談ですが、個人的にこの映画の一番のツボどころは、ラストシーンでした。
「ストーンヘンジってこうやって使ってたんだよ」という監督からのメッセージ、確かに受け取りました。はい。
でもストーンヘンジ(サークル)って、大昔の天文台だとか、ドルイド教の祭祀場だとか、巨人のダンス場だとか、諸説いろいろあるじゃないですか。
もしも最後、あれをUFOの発着場という解釈で締めくくってくれたら、この映画、歴代ナンバーワンのトンデモ映画として私の中でトップの座を占めたでしょうに。う~ん残念。(いや、映画だいなしだからソレ)
ブラッカイマーの次回作に期待します。次は是非、壮大な制作費をドブに捨てて、清水の舞台から飛び降りてください(笑)。
(2004.07.31)

新宿の映画館「新宿ミラノ」で開催されていた映画衣装展示。なぜアーサーの衣装がないのだミラノ…。
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ランスロットの鎧、グウィネヴィアのドレス、ダゴネットの服、謎の人の服…(笑)。


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